首や肩のコリを改善すると緊張型頭痛が治るの?

頭痛を経験したことがある方は多いと思います。

頭痛と一言で言っても偏頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛などのいくつかのタイプがあります。

それぞれに、その原因や症状などに違いがあります。

そんな頭痛の中でも首や肩のコリを伴う頭痛を感じたことがある方も少なくないと思います。

それは緊張型頭痛かもしれません。

では、首や肩のコリを改善することで緊張型頭痛が治るのでしょうか?

今回は、気になる首や肩のコリの改善と緊張型頭痛の関係について、ご紹介していきましょう。

目次

首や肩のこりから頭痛になる人がいるの?

仕事がら机に座ってパソコン仕事をするという方は長時間同じ姿勢でいるので首のあたりが硬くなったりコリを感じたことがあるでしょう。

そんな首や肩のコリをそのままにしておくとさらに首の後ろが硬くなって、頭まで重いと感じたことはありませんか?

首や頭、肩こりなどに関する筋肉が緊張を起こすことで頭痛になることがあります。

肩こりを感じずに頭痛になる人もいますが、肩こりや首の張りが気になって初めて頭痛に気づく人も少なくないのです。

首の後ろの痛みがある頭痛は緊張型頭痛なの?

普段から首や肩がこっていると感じていてもいつものことと気にしない方もいるでしょう。

じつは首の後ろには頭を支えるための筋肉や頸動脈があります。

そして、様々な神経が通っているところでもあります。

首の後ろが痛いと感じるのは頸神経が関係している場合、頸椎に負担がかかってゆがんだりずれたりすることで神経を圧迫するのです。

頭痛が起きた時に首の後ろにも痛みがある場合には、緊張型頭痛の可能性もあります。

その中で特に日常的な頭痛で心配がない場合と、治療が必要なものがあります。

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首のコリや肩のコリがある人は要注意

緊張型頭痛は、日ごろから首や肩、頭部などにコリが生じやすい筋肉が緊張していることで発症します。

このようなコリがもともとあると、どうしても仕事で緊張する場面や考え事などで頭を使うと負担が大きくかかって肩こりが悪化して頭痛になってしまうことがあります。

いつも同じ姿勢で仕事をしていたり、運動不足という人も筋肉の疲労が残ってしまって頭痛を繰り返してしまいます。

毎日のように症状がでる場合もあります。

さらに、眼精疲労があるひとも気をつけなくてはいけません。

首や肩のコリから緊張型頭痛がでる前に原因となる首のコリを治すようにしましょう。

筋肉のこりをほぐして緊張型頭痛を予防しよう

緊張型頭痛は、デスクワークやパソコン操作などで長時間無理な姿勢でいたり俯いた姿勢でいることで、肩や首がこってしまうので起こります。

ストレスによる緊張でも起こるともいわれていて、体だけでなく精神的な状態も関係しているのではと思われます。

どちらにしても、筋肉のこりが首や頭部への血流を妨げてしまうことで起こる頭痛であるため、症状を改善させるためにはそのコリをほぐすといいでしょう。

仕事中はできるだけ休憩をしてストレッチをするなどの方法もあります。

首や後頭部を温めるのも効果的です。

首や頭部など筋肉のコリで頭部へ巡るはずの血流が阻害されてしまってうまく酸素供給がなされなくなるのが緊張型頭痛と首の後ろの痛みが直接的な原因と考えられています。

というわけで、最終的には血流が改善されることで痛みも軽減されるのです。

自分でできることといえば、湿らせたタオルを温めて首の後ろや後頭部に当てると、収縮した血管が温められて拡張します。

それによって血行が良くなって、傷みが軽減できることもあります。

頭と首に重苦しい痛みがあるときには試してみると良いでしょう。

緊張型頭痛を予防する方法は?

では、緊張型頭痛を予防するにはどうしたらいいのでしょうか?

緊張型頭痛を予防するには、心と体のストレスを解消することです。

日ごろから程度な運動をしたり、同じ姿勢を続けないようにストレッチすることが有効です。

仕事や勉強で長時間座っている時なども一度立ってストレッチしたり歩いたりしましょう。

気分転換することも大切です。

さらに一日の終わりは温かいお風呂にゆっくりと入って血行を促進しましょう。

首や肩のコリを改善すると緊張型頭痛が治るについてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、首や肩のコリを改善すると緊張型頭痛が治ることについてご紹介しました。

首のコリや肩のコリはいつものことと思うかもしれませんが、それを放置すると緊張型頭痛の原因となってしまいます、

ですから、早めにコリをほぐしておくことが大切です。

普段から同じ姿勢で仕事や勉強をすることが多い人は1時間に一度休憩をとってストレッチをするなどの方法もいいでしょう。

また、普段から適度な運動をして体をほぐすようにしましょう。

さらに自分なりのストレス解消方法を見つけておくことも大切です。

今回ご紹介した記事を参考に、気になる症状があれば専門医に相談しましょう。