自律神経失調症が原因の頭痛ってどんなもの?その対処法は?

自律神経失調症という言葉はご存知の方が多いでしょう。

でも、自律神経失調症によって頭痛や吐き気の症状がでるという事はご存知ない方も少なくないと思います。

では、そもそも自律神経失調症ってどのような病気なのでしょうか?

そしてなぜ、自律神経失調症によって頭痛が起こるのでしょうか?

今回は、そんな気になる自律神経失調症と頭痛の関係や対処法についてご紹介していこうと思います。

目次

自律神経失調症ってどんな病気?

まずは、自律神経失調症についてご紹介していきましょう。

私たちは不規則な生活や習慣を続けることによって、体を働かせる自律神経のバランスが乱れてしまいます。

自律神経のバランスが乱れることでさまざまな体の不調が起こります。

けれども、内臓や器官の検査をしても異常なしと診断されることもあります。

自律神経失調症の症状は、体の一部が痛かったり、具合が悪くなったり、精神的に落ち込んだりと人それぞれに症状が現れます。

もちろん、これら一つではなくて幾つかの症状が重なって現れることもあります。

自律神経系のいろいろな自覚症状が現れ方は不安定です。

さらに、遺伝体質や性格、ストレスへの強さなどによっても症状の出方が変わってきます。


出典:https://ohishiheal.net/

自律神経失調症によるさまざまな症状

それでは、自律神経失調症による症状にはどのような物があるのでしょうか?

幾つかをご紹介していきましょう。

たとえば、頭部。

頭部に出る症状としては、頭痛や頭重感という頭の重さがあります。

耳部に出る症状としては、耳鳴りや耳の閉塞感があります。

口部に出る症状としては、口の渇きや口中の痛み、味覚異常があります。

目部に出る症状としては、疲れ目や涙目、目が開かない、目の渇きがあります。

喉にでる症状といては、喉の異物感やのどの圧迫感、喉のイガイガ、喉が詰まるといった症状があります。

心臓や血管系の症状としては、動悸や胸部圧迫感、めまい、たちくらみ、のぼせ、冷え、血圧の変動があります。

呼吸器にでる症状としては、行くグル示唆、息がつまる、息ができない、酸欠感、息切れがあります。

消化器にでる症状といては、食道のつかえや異物感、吐き気、腹部膨満感、下腹部の張り、胃の不快感、便秘、下痢などがあります。

手にでる症状としては、手のしびれや手の痛み、手の冷えがあります。

足にでる症状としては、足のしびれ、足の冷え、足の痛み、足がふらつくといった症状があります。

皮膚にでる症状としては、多汗、汗が出ない、冷や汗、皮膚の乾燥やかゆみがあります。

泌尿器にでる症状としては、頻尿や尿が出にくい、残尿感があります。

生殖器に出る症状としては、生理不順や痒みなどがあります。

筋肉や関節にでる症状としては、肩こりや筋肉痛、関節痛、関節のだるさなどがあります。

全身症状としては、倦怠感や疲れ、めまい、微熱、ほてり、眠れない、といった症状があります。

神経症状としては、不安感、恐怖心、イライラ、記憶力や注意力の低下などがあります。

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このように、自律神経失調症といってもさまざまな症状があるのです。

そのひとつに頭痛があることがわかるでしょう。

自律神経失調症による頭痛の対処法は?

自律神経失調症によってでる頭痛には緊張型頭痛と偏頭痛があります。

頭全体が締め付けられるような痛みがある場合には緊張型頭痛でずきずきと脈打つような痛みがある場合が偏頭痛です。

このどちらの頭痛かによって対処方法が変わってきます。

緊張型頭痛の場合には、血行を良くすることが大切になります。

自分ができるなら少し体を動かしたり、マッサージをしたりすると良いでしょう。

血行が良くなることで痛みが緩和されることが多いでしょう。

緊張型頭痛を予防するために、ストレスを自覚したら積極的に解消すること。

仕事の合間にはストレッチなどをすること。

デスクワークや運転時の姿勢に気を付けること。

一日の終わりにはお風呂でゆっくりと温まることなどがあります。

片頭痛の場合には、薬が効きやすいのでひどくなる前に薬を服用するとよいでしょう。

自分で出来ることとしては、部屋をなるべく暗くして横になって静かに過ごすこと。

痛みがひどい部分は冷すこと、カフェインが入っている飲み物は避けることです。

このように自律神経失調症による頭痛はどのタイプかによって対処法が変わるので見きわめることも大切です。

自律神経失調症による頭痛についての対処法のまとめ

いかがでしたか?

今回は、自律神経失調症による頭痛やその対処法についてご紹介してまいりました。

自律神経失調症にはいろいろな症状がありますので、頭痛だけが自律神経失調症ではありません。

けれども、原因不明の頭痛がある場合には自律神経失調症が原因とも考えられます。

そこで、自分がどのようなタイプの頭痛かどうかを調べることで上手に対処することができるでしょう。