夜中寝ているときに突然起こる頭痛はなに?痛さで目が覚める時の対処法は?
頭痛持ちという方は少なくありませんが、実はその症状や起きる時間などは人によって違います。
たとえば、夜中に寝ているとき突然頭痛が起こるという人もいます。
しっかりと睡眠を取りたいのに夜中に突然頭が痛くなると快眠できなくて困りますよね。
では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
今回は、気になる夜中に起こる頭痛の原因とその対処法を中心にご紹介していこうと思います。
ぜひ、参考になさってください。
目次
夜中に起こりやすい頭痛ってなに?
頭痛と一言でいっても実はいくつかの種類があることはご存知の方も多いでしょう。
その中でも夜中に起こりやすい頭痛といえば、群発頭痛です。
群発頭痛とは、その名の通り一定の期間に頻繁に頭痛が起こることが特徴です。
そして、その痛みは目の奥がえぐられるような激しい痛みと言われています。
頭痛だけでなく、充血や鼻水、鼻づまりといった症状を伴う場合もあります。
そして、女性よりも男性の発症率が高いことでも知られています。
夜中に起こりやすい群発頭痛の原因はなに?
それでは、群発頭痛はなぜ起こるのでしょうか?
残念ながら、まだ群発頭痛がなぜ起こるのかはっきりしたことはわかっていません。
とはいえ、一般的には頭の血管が拡張することが原因ではと考えられています。
血管の拡張がなぜ起こるのかというといろいろありますが、血管の拡張を促す薬を飲んでいたり、アルコールを飲むことで起こります。
ですから、群発頭痛の症状がある人はこれらをひかえる必要があります。
群発頭痛は、20代~30代の男性に多く、年齢と共に発症は少なくなります。
けれども、片頭痛などとは違い痛み自体が激しいので我慢せずに早めに病院を受診すると良いでしょう。
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夜中に群発頭痛が起こった時の対処法は?
それでは、夜中、寝ているときに群発頭痛が起こったらどのように対処すればよいのでしょうか?
その対処法としていくつかご紹介しておきましょう。
1.薬をのむ
群発頭痛の場合には、激しい痛みなので我慢することはむずかしいです。
そこで薬を飲むことが必要になります。
とはいえ、市販の頭痛薬を自分で選んで飲むのは避けた方がいいでしょう。
群発頭痛の薬としては、専用の点鼻薬がありますので病院で処方してもらうとよいでしょう。
2.窓を開けて空気の入れ替えをする
群発頭痛のズキズキした痛みがはじまったら窓を開けてゆっくりと深呼吸をするようにしましょう。
とはいえ、群発頭痛はかなり激しい痛みなので落ち着いて窓をあけるのはむずかしいかもしれません。
けれども、深呼吸をすることで気持ちが落ちつくのでお試しください。
3.酸素吸入も考えてみる
群発頭痛の激しさがあるので、それを少しでも緩和するために酸素吸入も効果的です。
純度の高い酸素を血管を取り込むことで拡張した血管が縮小できるので痛みを和らげることができます。
夜中に激しい痛みがでると睡眠の妨げになり、生活に支障をきたしてしまうこともあります。
ですから、できるだけ緩和したいでしょう。
実際に群発頭痛で悩んでいる方は、病院で薬を処方されていたり、対処法を聞いているかもしれません。
自分にあった方法で少しでも頭痛を緩和できるようにしましょう。
夜中に起こる頭痛で病気の可能性は?
夜中に頭痛が起こった時に気になるのは、もしかして病気?ということでしょう。
そこで、どのような症状なら病気の可能性があるかをご紹介しておきましょう。
1.鈍器で殴られたような痛み
頭痛の痛みにもいろいろありますが、鈍器で殴られたような急な激痛を感じた場合には脳の病気の可能性もあります。
その症状がすこし時間が経っても収まらないようであれば、すぐに病院に行きましょう、
2.嘔吐をともなう
頭痛だけでなく嘔吐を伴う場合には気をつけなくてはいけません。
偏頭痛でもひどい場合には嘔吐を伴うことがありますが、嘔吐の量や苦しさなどがいつもと違うなら他の病気が隠れている可能性もあります。
3.発熱をともなう
一般的に慢性頭痛の場合には、発熱を伴うことは少ないです。
発熱やめまいなどの症状が伴う場合にも、なにか病気が隠れている場合があるので早めに病院を受診しましょう。
夜中寝ているときに突然起こる頭痛とその対処法まとめ
いかがでしたか?
今回は、夜中寝ている時に突然起こる頭痛とその対処法を中心にご紹介してきました。
昼間の頭痛も辛いですが、寝ている時に起こる頭痛はなかなか対処できないでこまりますね。
一般的には群発頭痛の方に多いようですが、その時にどのように対処するかによって生活に支障をきたすこともあるので気をつけなくてはいけません。
今回ご紹介したような対処方法で少しでも改善できるのであれば、試してみてください。
また、症状が長引く場合やいつもとは違う症状がある場合には、早めに医師に相談するようにしましょう。