朝の頭痛は脳腫瘍の可能性があるの？脳腫瘍と頭痛の関係は？

頭痛といえば、日本人は頭痛持ちの人が多いともいわれていて一般的なこと。

ですから、頭痛を感じたら鎮痛剤を飲んで我慢するという方も少なくないと思います。

でも、頭痛だからと軽く見てはいけません。

頭痛はさまざまな病気が原因で起こることも少なくないのです。

ですから、頭痛の原因をしっかりと見つけることも大切なのです。

朝頭痛を感じることが多いという人は気をつけなくてはいけません。

朝の頭痛は脳腫瘍の可能性があるからです。

ということで今回は脳腫瘍と頭痛の関係についてご紹介していこうと思います。

目次

朝の頭痛は要注意？

頭痛は、いつどんなときに起こるかは人によって違います。

慢性的な頭痛の場合には、自分にとって頭痛が起こりやすい状況などが分かっている人も多いでしょう。

そんな頭痛の中でも朝に起こる頭痛には注意しなくてはいけないと言われています。

なぜなら脳腫瘍は発症も6か月も前に初期症状といて頭痛が起こることが有るからです。

そのなかでも朝に頭痛が起こる場合には注意しなくてはいけません。

1日中ではなく必ず朝だけ頭痛がしたり、とくに朝が酷い頭痛だという場合には脳腫瘍の可能性があります。

朝の頭痛を放置するとどうなるの？

では、このように朝に起こる頭痛を放置してしまうとどうなってしまうのでしょうか？

朝起きた時に頭痛が起こる。

けれども、しばらくすると頭痛が治っているから頭痛のことは忘れてしまう。

そんな方が多いかもしれません。

疲れているせいだとか、昨日お酒を飲んだせいだと自分なりの原因をつくってしまっているかもしれません。

でも、そんな朝の頭痛の原因が脳腫瘍であることもあるので気をつけなくてはいけません。

もちろん、慢性的に起こる朝の頭痛がすべて脳腫瘍が原因であるわけではありません。

頭痛だけでなく、視覚障害や言語障害、けいれん、手足の麻痺などの症状がでたらすぐに病院を受診しましょう。

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脳腫瘍と頭痛の関係は？

では、脳腫瘍が原因で頭痛が起こるのはどうしてでしょうか？

脳腫瘍になると短時間で頭痛がひどくなることがあります。

頭痛の頻度は高くないので、はじめは頭痛の症状がでないことも多々あります。

ですから、頭痛だから脳腫瘍を疑うというのは難しいかもしれません。

でも、脳腫瘍によって頭痛が起こらないわけでは無いので、頭痛の原因がはっきりと分からない場合には医師に相談した方がいいでしょう。

朝の頭痛で考えられる病気は・・・？

朝頭痛がして、しばらく休んでも頭痛薬を飲んでも少し治らない場合には脳腫瘍のような病気からくる二次性頭痛と呼ばれるものの可能性があります。

では、どのような病気が考えられるのでしょうか？

脳腫瘍

ひとつめはご紹介しているように脳腫瘍です。

脳腫瘍は脳の中にできものがあるようなものです。

症状としては、頭痛のほかに吐き気や嘔吐、視覚障害などがあります。

ＣＴスキャンなどで発見することができます。

脳卒中

ふたつめが脳卒中です。

脳卒中は、脳血管の病気の総称で、脳血管障害と呼ばれます。

脳出血や脳の中の血管に瘤ができて破裂するくも膜下出血、脳の血管が動脈硬化を起こしつまると脳梗塞や脳血栓となります。

脳腫瘍の場合、早期発見できますが脳卒中の場合は突然やってくるので早期の発見がむずかしいです。

そして脳卒中で失われた細胞はもとにもどすことができません。

リハビリで他の機能を代わりに働かせるようにします。

このように朝の頭痛が続くときには病気が隠れている可能性もあるので気をつけなくてはいけません。

脳腫瘍の治療はどのように行うの？

では、実際に頭痛の原因が脳腫瘍だと分かったらどのように治療が行われるのでしょうか？

脳腫瘍は、良性の場合でも小さい腫瘍は手術で取り除くことが多いです。

けれども手術をしなくてもいいと判断されることもあります。

大きな腫瘍や悪性の場合には、手術だけでなく放射線治療や化学治療などがおこなわれます。

手術後も放射線治療や化学治療などで再発防止を行い、定期検査をする必要があります。

ですから、早めに脳腫瘍を見つけて治療を開始した方がいいでしょう。

朝の頭痛は脳腫瘍の可能性と脳腫瘍と頭痛の関係についてのまとめ

いかがでしたか？

今回は朝の頭痛が脳腫瘍の可能性があることや脳腫瘍と頭痛の関係についてご紹介してまいりました。

朝頭痛を感じることが多いという方は少なくないと思います。

もちろん、朝の頭痛のすべてが脳腫瘍が原因というわけではありません。

けれども、朝の頭痛が慢性的になると脳腫瘍の可能性を考えた方がいいかもしれません。

頭痛のほかの症状もあるようでしたら、すぐに医師に相談しましょう。

頭痛持ちが多いといわれますが、いつもの頭痛とは違うと感じるようなことがあれば、こちらも直ぐに医師に相談した方がいいでしょう。

今回の記事を参考に、すこしでも早く脳腫瘍が発見できて早期治療ができることを願います。