群発頭痛の改善に効果があるアロマがあるの?ほかの対処法は?
頭痛持ちという方はたくさんいますが、自分の頭痛のタイプを理解している人はどのくらいいるのでしょうか?
そのなかでもひどい痛みでつらいと言われているのが群発頭痛です。
そんな群発頭痛は少しでも楽になりたいと考えます。
では、つらい群発頭痛を少しでも改善するためにできることはあるのでしょうか?
今回は、群発頭痛の改善方法について、気になるアロマの効果などを中心にご紹介していこうと思います。
目次
群発頭痛とは?
まずは、群発頭痛がどのような頭痛なのかからお話ししていきましょう。
群発頭痛は、緊張型頭痛や偏頭痛に比べると患者数が少ないので、ご存知のない方も多いでしょう。
群発という名前の通り、ある期間に集中して頭痛が起こるところからつけられています。
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春先や夏から秋の季節の変わり目に頭痛が起こったり、一度痛みがでると毎日のように頭痛を起こすようになります。
この痛みが一定期間、だいたいは1か月から2ヶ月ほど続くことがほとんどです。
その後、半年から2,3年は頭痛は起こらないのですが、また同じような頭痛が起こることがあります。
このように頭痛が起こっている期間のことを群発期と言います。
群発期以外は頭痛はまったくありません。
この群発頭痛は20代~40代の男性に多く、女性の4,5倍になるともいわれています。
群発頭痛にはアロマが効果的なの?
では、群発頭痛を改善する為にアロマを効果的に利用することはできるのでしょうか?
群発頭痛の患者さんは、個人差はあってもアロマを使って頭痛を緩和させることができると言われています。
アロマテラピーは、植物から有効成分を抽出した100%天然由来の製油を使用して行う芳香療法のことです。
体や精神状態に合わせてアロマオイルを選んで、芳香成分を嗅ぐことやおのオイルを使ってマッサージをすることで成分を体内に取り込んで心身の健康を維持することができます。
ここで、一般的に頭痛に効果的と言われるオイルもご紹介しましょう。
<ラベンダー>
ラベンダーは、心地よいフローラルの香りが精神の緊張や不安感を緩和させてくれます。
そして気持ちを落ち着かせる効果もあります。
ラベンダーはさまざまな効能があると言われているオイルなので、さまざまな用途に使われています。
<ペパーミント>
メンソール系の爽やかな香りが特徴的で鎮痛や消炎作用などがあります。
<イランイラン>
エキゾチックで甘い香りが特徴的なイランイラン。
こちらは大量に使用すると頭痛を悪化させることもあるので少量を使うことをオススメします。
<カモミール>
甘くフルーティーな香りが特徴的なカモミール。
頭痛のほかに、関接痛、筋肉痛、更年期障害、ストレス由来の症状に効果があると言われています。
このようなアロマオイルを使ってマッサージをしてもよいでしょう。
マッサージをする時にはシアバター2.5gにオイル1滴の割合でクリームをつくってから使うと良いでしょう。
職場で使用する際にはティッシュペーパーなどに数滴たらしてデスクに置いておくといいでしょう。
アロマは脳に直接作用するので即効性が高いと言われています。
アロマ以外で群発頭痛を改善するには?
では、アロマ以外でも群発頭痛を改善する方法があるのでしょうか?
群発頭痛が起こった時の応急処置として患部を冷すことで痛みが緩和される可能性があります。
群発頭痛の原因が血管の急激な拡張が原因なので、冷して血管を収縮させることが大切です。
応急処置として、おでこに貼るタイプの熱を取るシートなどを持っておくと良いでしょう。
冷すのとは反対に温めるという方法もあります。
血管を収縮させるためには冷すのが一般的ですが、暖める方法もあります。
群発頭痛の原因である体内に余分にある水分が身体を冷しているので、体を温めることで頭痛を緩和させるというわけです。
このように群発頭痛を改善するためにできることは冷すかあたたけるかということになります。
どちらの方が自分にとって効果を実感しやすいか試してみると良いでしょう。
もちろん、アロマテラピーと一緒に行えばさらに効果が出やすいかもしれません。
群発頭痛の改善に効果があるアロマと対処法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、群発頭痛の改善に効果のあるアロマとほかの対処法についてご紹介しました。
群発頭痛は、片頭痛や緊張型頭痛に比べて痛みがひどいことで知られています。
また、群発期にはひどい頭痛がずっと続くので生活面でも大変になります。
そんな辛い群発頭痛を少しでも改善するためにできることをご紹介しました。
とくにリラックスもできるアロマはオススメです。
心からリラックスできて、頭痛も改善することができるのでぜひ取りいれてみてください。
ただ、カラダに合わない場合もあるので医師やアロマ専門知識のある方と相談して取りいれると良いでしょう。
ほかにも変化を感じたら使用をやめて医師に相談すると良いでしょう。