こめかみが痛い時の頭痛の種類は?対処法は?

頭痛と一言で言ってもいろいろな種類があることをご存知でしょうか?

そして、頭痛の種類によって対処方法も変わってきます。

ですから、頭痛で悩まされているというかたは、先ずは自分の頭痛の種類を確定することが大切になってきます。

とはいえ、素人が頭痛の種類を確定するのはちょっと難しいものです。

実際に確定するには頭痛専門外来などへ行くのが一番です。

今回は、さまざまな頭痛の症状があるなかで「こめかみが痛い」という時にはどのような種類になるのかご紹介していこうと思います。

今回の記事を参考に、病院を受診されることをおすすめします。

目次

こめかみが痛い頭痛の種類

頭痛といっても痛いと感じる場所は、人それぞれ。

その症状によってさまざまな種類があるのが頭痛です。

今回は、こめかみが痛い場合に考えられる頭痛についてご紹介していきましょう。

こめかみが痛い時の頭痛の種類として考えられるのは、偏頭痛、一次性穿刺様頭痛、睡眠時頭痛、一次性咳嗽性頭痛、一次性運動時頭痛などがあります。

それでは、それぞれの頭痛の特徴についてもご紹介していきましょう。

こめかみが痛い頭痛<偏頭痛>の場合

偏頭痛という名まえを耳にしたことがある方は少なくないでしょう。

偏頭痛とは突発的に起こる頭痛で拍動性といわれるずきんずきんとした痛みがありあmす。

月に1、2度の頻度で起こる場合が多く、頻繁に起こるひとでは週に1,2度起こる場合もあります。

痛みは1,2時間でピークになる、その後、4時間以上持続します。

痛みの程度としては、中度から重度の人が多く思春期から30歳までに発症することが多いようです。

偏頭痛の前兆として、目がちかちかしたり、光や音に敏感になるということがあります。

一般的にこの偏頭痛の症状をもっている人はとても多いのですが、いまだ偏頭痛が起こるメカニズムははっきりとわかっていません。

ストレスなどによって頭部の血管に炎症や拡張が起きた時に頭痛を引き起こすのではと考えられています。

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こめかみが痛い頭痛<一次性穿刺様頭痛>の場合

一次性穿刺様頭痛は、あまり聞きなれない病名かもしれませんが、アイスピック頭痛といえば聞いたことがある方もいるでしょう。

その名の通り、先のとがったアイスピックのようなもので突き刺されて様な強烈な痛みがある頭痛の事です。

痛みは、数秒間持続して不規則な頻度で起こりますが、原因はまだわかっていません。

こめかみが痛い頭痛<睡眠時頭痛>の場合

睡眠時頭痛はどの名の通り、睡眠中に起こる頭痛の事をいいます。

頭痛が起きることで目が覚めてしまい、覚醒後15分から4時間程度の間痛みがつづきましょう。

痛みの程度としては、軽度から中度です。

この頭痛は女性に多い頭痛です。

覚醒すると、テレビを見たり、飲食をするなどの行動をとるのが特徴的です。

こめかみが痛い頭痛<一次性咳嗽性頭痛>の場合

一次性咳嗽性頭痛 は、咳やくしゃみなどによって起こるずきんずきんとした痛みのある頭痛です。

突発性の頭痛で、痛みの程度は重度のことが多く、数秒から数時間痛みがつづきます。

この頭痛が起こる原因もはっきりとはわかっていません。

こめかみが痛い頭痛<一次性運動時頭痛>の場合

一次性運動頭痛は、運動によって誘発される頭痛のことです。

この頭痛は、5分から24時間持続することがあります。

急性緊張性頭痛や高血圧、動脈拡張、無酸素脳症が原因と言われています。

こめかみが痛い頭痛の対処法は?

ここまでは、こめかみが痛い頭痛の種類をいくつかご紹介してきました。

そのなかでも一番多いのが偏頭痛だと思います。

偏頭痛の場合には、痛いところをひやして安静に過ごすことが一番です。

また、光や音などに過敏になりますので、暗い場所でゆっくりと過ごすようにしましょう。

とくに寝不足やストレスなどによっても偏頭痛は置きやすくなるので、睡眠時間をしっかりと摂れるように生活習慣を見直すようにしましょう。

ただ、こめかみが痛い頭痛は病気の可能性もあります。

とくに脳梗塞やくも膜下出血などの病気は頭痛の症状を伴うことがあります。

ですから、普段から頭痛持ちだからと放っておくことはしないように、できればきちんと病院で診断してもらうようにしましょう。

いつもと違う痛みがあると感じた時には、すぐに病院へ行くようにしましょう。

【ここに動画】https://www.youtube.com/watch?v=v3HJTEC7n0o

こめかみが痛い頭痛の種類と対処法についてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、こめかみが痛い頭痛の種類とその対処法についてご紹介してきました。

こめかみが痛いと感じる頭痛は少なくありません。

ただ、一般的には偏頭痛が多いと思います。

今回ご紹介したようないくつかの特徴に当てはまらない場合には、頭痛の陰に大きな病気が隠れている可能性もあります。

ですから、普段からよく頭痛になるという方でも一度しっかりと専門医に診断してもらうようにしましょう。

とくに原因が見つからない場合には、頭痛専門外来にいってみるとよいでしょう。