子どもの頭痛もいろいろな種類があるの?対処法は?
子どもでも頭痛を感じることがある場合があります。
子どもの場合には、頭痛が起きても持続時間は短いです。
ですから、頭痛が治まってしまえば元気にしえいることが多いでしょう。
子供は自分の症状を上手に言葉にすることができないこともあります。
ですから、どのような頭痛があるのか事前に知識をもって接してあげると良いでしょう。
そこで、今回は気になる子供の頭痛について種類や対処法をご紹介しようと思います。
目次
子どもの頭痛とはどんなもの?
子どもが「頭が痛い」という事は少なくありません。
その頭痛は風邪からくる発熱を伴う頭痛であったり、ストレスからくる頭痛であったりさまざまです。
子どもの場合には、体育などで体を動かした後に血行がよくなって血管が拡張することで頭痛が起こることもあります。
子どもの偏頭痛とは?
大人の偏頭痛は聞いたことがある方は多いと思います。
実は、子供でも偏頭痛があります。
けれども、子どもの偏頭痛は大人のものとは少し違います。
子どもの偏頭痛の特徴としては、頭痛の持続時間が短いことがあげられます。
頭痛が起こっても2時間弱とみじかい時間で治まることが多いでしょう。
そして、頭痛を感じるのは両側の場合が多いです。
ほかにも、お腹が痛くなったりといった症状も併発します。
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子どもの偏頭痛は遺伝性が高い
子どもの偏頭痛は遺伝性が高いともいわれています。
お父さんやお母さんが偏頭痛をもっている場合には、子どもも偏頭痛になりやすいというわけです。
子どものころの生活習慣によって、大人になってから偏頭痛持ちになるというわけではありません。
生まれつきの体質や遺伝的要因に環境因子が加わることで偏頭痛持つになると考えられています。
子どもの偏頭痛持ちの場合には、車酔いする子どもが多いともいわれています。
その関係ははっきりとはわかっていません。
もしも、お父さんやお母さんが偏頭痛持ちの場合には、子どもにそのような点はないか注意してみてあげるとよいでしょう。
子どもの偏頭痛はどのように対処したらいいの?
それでは、子供が偏頭痛を起こしたときにはどのように対処すればよいのでしょうか?
まずは、大人の偏頭痛と同じで暗くて静かな部屋ですこし休ませるようにしましょう。
また、頭を軽く冷してあげるのも効果的です。
偏頭痛の子どもも多くなってきているので、小児科などに相談するとよいでしょう。
子どもが頭が痛いといっているけれど、熱が無いから大丈夫と考える大人も多いでしょう。
けれども、熱がないからと言って軽く考えずにその子の症状をよく理解してあげるようにしましょう。
出典:http://hiroseitai-tengo.com
頭部の怪我によって起こる頭痛
ほかにも子どもの頭痛としてよくあるのがけがをしたことによって頭痛が起こることです。
頭部をぶつけた場合に一時的に意識を失ったり、吐き気がしたり、痙攣発作があったり、眠気が6時間以上続くなどの症状が見られる場合にはできるだけ早く病院を受診しましょう。
頭部を怪我したことが分かっている場合には、脳神経外科が良いでしょう。
子どもの生活の乱れが頭痛を起こすことも
大人が気を付けてあげなくてはいけないこととしては、子どもの生活の乱れです。
頭痛持ちの子どもは普段から規則正しい生活を送るように心がけなくてはいけません。
寝不足や寝すぎは頭痛の原因となります。
大人と一緒による遅くまでテレビを見ていたり、ゲームをしていることで頭痛を起こしてしまうかもしれません。
また、朝ごはんをしっかりと食べないと血糖値が下がって頭痛の原因となる場合もあります。
とくに体育の授業などで頭痛を起こす子は、朝ごはんをしっかり食べるようにしましょう。
熱がある頭痛で考えられるのは?
それでは、熱を伴う頭痛の場合には、どのようなことが考えられるでしょうか?
熱がある頭痛で考えられるのが、風邪やインフルエンザ、慢性副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎、急性脳炎といったものです。
とくに一般的なのが風邪やインフルエンザですね。
頭痛のほかに、発熱があって、鼻水や咳やのどの痛みがある、寒気や関節の痛みがある場合には風邪かインフルエンザが考えられます。
小児科を受診して、水分補給をしっかりするようにしましょう。
副鼻腔炎は、鼻の奥の副鼻腔に膿がたまる病気です。
発熱があり鼻水や口が臭かったり、日ごろから鼻がつまっていて口呼吸をしている場合などは副鼻腔炎が考えられます。
副鼻腔炎は初期の段階なら内服液で改善できるので、症状に気づいたら早めに耳鼻科を受診しましょう。
子どもの頭痛の種類と対処法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、子どもの頭痛の種類と対処法についてご紹介しました。
子どもが頭が痛いというと心配になりますね。
子どもの場合は風邪やインフルエンザなどの場合も多いのですが、ほかに子どもの偏頭痛などもかんがえられます。
熱がないから大丈夫と考えないで、しっかりと症状を見きわめてあげたいものです。
今回ご紹介した子どもの頭痛について参考にして、早めに治療してあげましょう。