頭痛の種類を診断するにはどうしたらいいの?チェック方法は?
何かの原因で頭痛を感じることがある方は少なくないと思います。
実は、頭痛にはいろいろな原因があります。
ですから、ただ頭が痛いからといって直ぐに頭痛薬を飲むというのは避けなくてはいけません。
では、頭痛にはどのような種類があるのでしょうか?
今回は、自分の頭痛の種類を診断する方法やチェック方法をご紹介しようと思います。
目次
頭痛にはどのような種類があるの?
自分の頭痛の種類を診断する前に、どのような頭痛の種類があるのかをご紹介しておきましょう。
基本的には、頭痛には慢性頭痛とそれ以外の日常的に起こる頭痛があります。
場合によっては、脳の病気の可能性もある頭痛もありますのでしっかりとその特徴を知っておかなくてはいけません。
慢性頭痛には、偏頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の3つがあります。
全体の8割の頭痛がこの慢性頭痛と言われています。
<偏頭痛とは>
まずは、偏頭痛についてご紹介しましょう。
偏頭痛は、ずきんずきんと脈打つような強い痛みがあります。
また、光や音に敏感になることもあり、吐き気を感じることもあります。
さらに、体や頭を動かすと頭に響いて症状がひどくなることがあります。
<緊張型頭痛とは>
つぎに、緊張型頭痛についてご紹介しましょう。
緊張型頭痛は、後頭部を中心に頭全体が締め付けられるような痛みがあります。
とくに、パソコンを使った後などに肩や首のコリを伴う痛みがあったり、軽いめまいを感じることもあります。
<群発頭痛とは>
最後に、群発頭痛についてご紹介しましょう。
群発頭痛は、目をえぐられる様な激しい痛みがあります。
このような症状が一度出ると1,2か月続くことが多く、毎日1,2時間の頭痛に襲われます。
それでは、慢性頭痛以外の頭痛にはどのようなものがあるのでしょうか?
慢性頭痛意外には、脳の病気によって引き起こされるくも膜下出血や脳出血などの危険が頭痛もありますので、いつもと違う頭痛に襲われた場合にはすぐに病院へ行くようにしましょう。
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それぞれの頭痛のチェックポイントは?
それでは、それぞれの頭痛のチェックポイントもここでご紹介しておきましょう。
<偏頭痛のチェックポイント>
1.月に平均して2~6階は頭痛が起こるが、治まればなんともない
2.半分以上が片側だけの痛みで、脈打つような痛みが多い
3.動くと痛みが増すので、静かにしている方が楽
4.痛みが酷い時は吐き気がしたり、実際に吐くこともある
5.光と音をわずらわしいと感じることがある
6.仕事や家事に師匠をきたすほどの強い痛みの事もある
7.生あくびや首筋のハリなどを先に感じることがある
8.親族に同じような頭痛をもっている人がいる
このようなチェックポイントに当てはまる場合には、血管を拡張する入浴や運動、マッサージなどは市内ようにしましょう。
痛い場所を冷して静かな部屋で休むとよいでしょう。
<緊張型頭痛のチェックポイント>
1.後頭部を中心に両側が痛い
2.重苦しい感じや頭を紐でギュッと縛られたような痛みがある
3.首や肩のこりをともなうことが多い
4.吐き気やおう吐をともなう
5.動いても痛みが悪化することはない
このようなチェックポイントに当てはまる場合には、緊張型頭痛の可能性が高いです。
入浴で首や肩の周辺を温めたり、ストレッチやマッサージで血流を促進させることで痛みが緩和されるでしょう。
<群発頭痛のチェックポイント>
1.夜中や早朝に起こることが多い
2.いつも同じ片側の目の奥やこめかみが痛い
3.耐え難い激しい痛みがある
このようなチェックポイントに当てはまる場合には、群発頭痛の可能性が高いです。
群発頭痛は痛みがとても激しいので医師に相談するとよいでしょう。
<脳の病気に伴う危険な頭痛のチェックポイント>
1.今までにない激しい頭痛
2.突然の激しい頭痛
3.痛みが急にひどくなる
4.回を重ねるごとに痛みがどんどん強くなる
5.発熱を伴う頭痛
6.手足のしびれがある
7.痙攣をともなうことがある
8.意識がもうろうとしている
このようなチェックポイントに当てはまる場合には、脳の病気の可能性があります。
直ぐに病院を受診するようにしましょう。
私たちの生活の中に潜む頭痛の原因
頭痛を感じることが多いという方は少なくありません。
実は、パソコンの前に長時間座っていて目が疲れていたり、メガネが合わないということも頭痛の原因になります。
冷たいものを飲んだ後にずつうを感じることもあります。
これらの頭痛は、長時間続くことはないとおもいますが、適切な対処方法を知っているとよいでしょう。
頭痛の種類を診断チェック方法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、さまざまな頭痛の種類とそのチェック方法をご紹介しました。
頭痛と一言で言っても痛みも違えば、原因も違います。
それぞれの頭痛の種類をしって、正しい対処法を行えば、少しでも楽になりますので今回の記事を参考にしてみてください。
また、いつもと違う痛みがある場合には直ぐに病院を受診しましょう。