神経痛が原因の頭痛の治し方が知りたい!
神経痛という言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。
神経痛というと膝や腰が痛いというイメージがありますね。
でも、実は神経痛は頭にも起こることをご存知の方は少ないかもしれません。
そんな神経痛が原因の頭痛とはどのようなものでしょうか?
今回は気になる神経痛による頭痛について、その治し方を中心にご紹介しようと思います。
目次
頭の神経痛とはどんなもの?
神経痛で痛みが起こるのは神経によって種類を分けることができます。
そのうち頭痛の原因となりうる神経痛は、後頭神経痛と三叉神経痛と言われています。
後頭神経痛は、後頭部の神経にそって頭の葉面や頭皮に傷みが現れるものです。
目の奥が痛かったり、耳の後ろあたりが痛かったり、髪の毛を溶かすと痛かったりといった痛みがあります。
もちろん、痛みには個人差があって肩こりや耳鳴り、めまいなどの症状もあることがあります。
また、顔の神経をつかさどる三叉神経に異常が生じた場合に、発作的に激しい痛みが生じる三叉神経痛もあります。
三叉神経痛自体は、重大な病気というわけではありません。
けれども、特徴としては強烈な痛みがあるので、それが原因でうつ状態になってしまうこともあります。
後頭神経痛が疑われる症状は?
では、どのような症状が後頭神経痛として疑われるのでしょうか?
ここで、後頭神経痛の特徴的な症状についてご紹介しようと思います。
1.首から頭頂部にかけて、後頭部が痛い
2.耳の後ろが痛い
3.目の奥まで痛みがあることがある
4.後頭部の片側、または両側が痛い
5.きりきりとした痛みやピリピリとした痛み
6.1回の痛みは数秒程度
7.一度痛みがはじまると数日続く
8.首を動かしたときに痛い
9.頭皮に触れた時に痛い時がある
10.雨が降る前に痛みがひどくなる
このような痛みがある場合には後頭神経痛かもしれません。
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頭の神経痛は身体の不調のサイン
頭の神経痛が現れるのは、疲労や風邪などで体調を崩している時や肉体的や精神的なストレスを強く感じているときが多いです。
ですから、治療方法としては原因となっている疲れをとったり、ストレスを解消したりして体が健康な状態に戻すことが一番です。
もしも急に痛みを感じたら、後頭部を冷たいタオルなどで冷やすようにしましょう。
神経が興奮した状態なので冷やして落ちつけることが大切です。
市販の薬は頭痛薬よりも湿布などを使って冷すことをオススメします。
後頭神経痛になりやすい人は、肩や首の筋肉がこっていることが多いです。
ですから、普段から肩や首の筋肉を温めて血行をよくして筋肉のコリをほぐすようにしましょう。
もちろん、我慢できない様な剥がしい痛みがある場合には早めに病院を受診するようにしましょう。
専門的な治療となるため頭痛外来や神経内科、脳神経外科などがよいでしょう。
頭の神経痛で心配すべきことは?
頭の神経痛と簡単にいっても、実は大きな病気の心配がないわけではありません。
頭の神経痛に関しては一般的には自然治癒すると言われています。
けれども、後頭神経痛に似ている症状でもくも膜下出血や脳幹、小脳梗塞などの前兆となる場合もあります。
ほかにも、脳腫瘍が原因で三叉神経が圧迫されて三叉神経痛の症状が出る場合もあります。
ですから、頭痛が続くなど気になることが合った場合は直ぐに医師に相談するようにしましょう。
頭の神経痛の治し方
頭の神経痛やストレスや疲れから発症することがおおいので、先ずは十分な休養をとることが一番です。
原因となっているストレスや疲れが分かっていれば、それを解消すれば自然治癒するでしょう。
けれども、仕事などでなかなかゆっくりと休めないこともありますし、ストレスの原因を取り除けないこともあります。
そんなときは、病院で鎮痛剤や注射などの治療を受けることもできます。
さらに、ビタミン不足から頭の神経痛が発症することもあると言われていますのでビタミンB12を含む食材をとることもよいでしょう。
ビタミンB12を多く含む食品としては、しじみやあさりなどの貝類や岩のりや焼き海苔などです。
ストレス解消にゆっくりとお風呂に使ったり、適度な運動をするなど上手に自分に合った解消法をみつけるとよいでしょう。
もちろん、それでも解消されないと言った場合には医師に相談することをオススメします。
頭の神経痛が原因の頭痛の治し方についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、頭の神経痛が原因の頭痛について治し方を中心にご紹介しました。
頭の神経痛という言葉自体初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか?
頭の神経痛はストレスや疲れが原因で起こることが多いという事で、普段の生活を見直すことで改善することができそうです。
とはいえ、頭の神経痛と思っていたら他の病気が隠れている場合もあります。
気になることがある場合には自己判断せずに早めに医師に相談しましょう。