鼻水が止まらない症状を伴う頭痛ってアレルギー?考えられる原因は?

頭痛の症状で悩まされる人は少なくありません。

頭痛の原因はいろいろあるので、自分自身がどのようなことが原因で頭痛が起こっているのか見きわめるのは難しいものです。

実は、鼻水の症状を伴う頭痛があるという人も少なくありません。

鼻水と言えば風邪ということも考えられますが、なかなか治らない場合には違うかもしれません。

では、鼻水が止まらない症状を伴う頭痛はどのような事が原因なのでしょうか?

今回は、鼻水の症状を伴う頭痛について、考えられる原因やアレルギーの可能性についてご紹介しようと思います。

ぜひ、参考になさってください。

目次

鼻水が止まらない頭痛で考えられるのは?

まずは、鼻水が止まらない頭痛で考えられる原因をいくつかご紹介していきましょう。

1.アレルギー性鼻炎

一番の思い浮かべるのは、アレルギー性鼻炎です。

アレルギー性鼻炎と言えば鼻水にイメージはありますが、頭痛のイメージは無いという方も多いと思います。

実は、アレルギー性鼻炎の鼻水はさらさらしていて、風邪の鼻水とは違います。

この鼻水に頭痛やくしゃみなどが止まらない症状はアレルギー性鼻炎の可能性が高いのです。

2.寒暖差アレルギー

アレルギー症状のなかで寒暖差アレルギーというものがあります。

これは、激しい寒暖差が原因となるもので、1日の気温差が激しい場合だけでなく、日によって違う寒暖差にも反応します。

寒暖差アレルギーが原因の鼻水や頭痛の場合には、その差を避けることが一番の対処法です。

3.副鼻腔炎

副鼻腔炎は、鼻の奥の副鼻腔というところが炎症を起こして鼻水が止まらなくなる症状です。

鼻水はドロッとしているのでアレルギーとの違いはすぐにわかります。

この鼻水と共に頭がおもい頭痛が起こることがあります。

副鼻腔炎は病院でしっかりと診断してもらって、薬を処方してもらうと早く改善できます。

このように鼻水の症状を伴う頭痛の原因はいくつか考えられます。

どれに当てはまるかよく症状を見てみるとよいでしょう。

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群発性頭痛も鼻水を伴う場合がある

もう一つ、慢性頭痛のひとつである群発性頭痛の可能性もあります。

慢性頭痛で鼻水の症状が伴うというのは、あまりイメージができませんね。

群発性頭痛は、1か月~2か月の間激しい頭痛がつづいた後に、頭痛が急になくなるといった症状です。

痛むのは片側だけのことが多いでしょう。

群発性頭痛も鼻水が止まらない症状を伴うことがあります。

とくに頭痛が続く群発期に、頭痛の症状に加えて鼻水が止まらなくなります。

この場合には、病院でしっかりと検査してみなくてはいけません。

季節の変わり目は寒暖差アレルギーが多い

春から夏になるころ、秋から冬になるころ、季節の変わり目には寒暖差アレルギーで悩む方が少なくありません。

そこで、鼻水の症状をともなう頭痛のひとつの原因でもある寒暖差アレルギーについて、もうすこしくわしくご紹介していきましょう。

実は、寒暖差アレルギーの症状は花粉症などのアレルギー性鼻炎とも似ているので間違えてしまうことがあります。

けれども、寒暖差アレルギーの症状の特徴ともなる症状もあるのでご紹介しておきましょう。

1.鼻づまり
2.鼻水が止まらない
3.くしゃみ
4.頭痛
5.咳
6.蕁麻疹
7.肌がかゆい
8.食欲がない

といった症状のいくつかが重ねてでることがあります。

なぜこのような症状が重ねてでるかというと、実は急激な気温の変化によって自律神経のバランスが乱れてしまうことが減員なのです。

寒暖差アレルギーが原因と分かった場合には、できるだけ寒暖差が起こらない環境を作ることが大切になります。

たとえば、マスクで鼻と口を覆って喉と鼻の温度差を少なくすることや部屋と部屋の温度差をなくすことなどで対処しましょう。

寒暖差アレルギーは、アレルギーとはいってもアレルギー性鼻炎の薬では改善できないのでできるだけ寒暖差が出ないように気をつけなくてはいけません。

このように寒暖差アレルギーの際にも鼻水を伴う頭痛の症状がでます。

自分自身の頭痛が起こるタイミングなどを見て、季節の変わり目が多い場合には寒暖差アレルギーも疑いましょう。

鼻水が止まらない症状を伴う頭痛ってアレルギー?考えられる原因のまとめ

いかがでしたか?

今回は、鼻水が止まらない症状を伴う頭痛の原因についてご紹介してまいりました。

頭痛と鼻水と言えば、風邪やインフルエンザなどを疑います。

けれども、実は鼻水が止まらない症状を伴う頭痛は、アレルギーなどの可能性もあることがわかりました。

それが、アレルギー性鼻炎や寒暖差アレルギーなどです。

これらが原因の可能性もあるので自分自身の頭痛の症状をしっかりと把握することが大切です。

もちろん、長い間症状が改善されない場合などは、早めに医師に相談するとよいでしょう。

今回の記事をぜひ、参考に早めに治るように改善方法を見つけましょう。