冷えが原因で頭痛が起こることはあるの?その対処法は?
女性の多くが冷え性であると訴えています。
また、女性の多くが頭痛持ちだと話していますね。
では、冷えが原因で頭痛が起こることはあるのでしょうか?
今回は、冷えが原因で起こる頭痛やその関係性、対処法などをご紹介していこうと思います。
ぜひ、参考になさってください。
目次
そもそも冷えってなに?
「冷え性」という女性は多いけれど、そもそも冷え性とはどのような状態のことを言うのでしょう。
あまり真剣に冷えについて考えたことが無かったので、今回は冷えからしっかり学んでいこうと思います。
冷え性とは・・・
体の血液循環が悪くなっているので、手足や下半身などの末端まで血液が行き渡りにくくなっている状態。
とくに手足や下半身が冷たいと感じることが多い。
冷え性の症状は・・・
症状としては、体は冷えていないけれど手足や下半身が冷たい。
手足がむくんでいる。
布団に入っても手足が冷たくでなかなか寝付けない。
お風呂に入ってもすぐに手足が冷える。
一度手足が冷えると温かい部屋でもなかなか温まらない。
といったものがあります。
この中の1つでも当てはまる場合は冷え性の可能性があります。
冷え性になりやすい人は・・・
どのような人が冷え性になりやすいかというと、低血圧の人や肥満気味の人などがあります。
また、女性の場合はホルモンバランスが崩れる更年期の方も冷え性になりやすいです。
精神的なストレスによる場合もあります。
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冷え性で頭痛が起こる理由は?
ではなぜ、冷え性で頭痛が起こるのでしょうか?
私達の身体は冷えによって不調を起こします。
とくに血行不良が原因で冷えが起こることが多いので、冷えが原因の頭痛も血行不良が直接の原因とも考えられます。
首の後ろ側にある僧帽筋という筋肉に酸素や栄養がうまく運ばれないことで頭痛が起こります。
血行が悪いと血液循環が悪くなるので、僧帽筋に必要な栄養が行き届かなくなります。
これによって頭痛が起こるのです。
頭痛の原因となる冷えを解消するには?
それでは、頭痛の原因となっている冷えを解消するにはどうしたらよいのでしょうか?
いくつかありますのでご紹介していきましょう。
1.食事で冷えを改善する
やはり食事で体の中から冷えを解消していくのが一番です。
そこで朝は起きたらすぐに白湯をコップ1杯飲むようにしましょう。
朝食には炭水化物がオススメです。
炭水化物は消化が早いので熱になりやすいです。
体を温めてくれる食材と言えば「生姜」
コップ1杯に大さじ半分のすりおろした生姜を入れて紅茶やミルクにいれて飲みましょう。
ちょっとお腹が空いた時にもおすすめです。
2.入浴で冷えを改善する
冷え性の方におすすめなのが入浴です。
冬だけでなく夏でもエアコンなどで体が冷えている状態なので入浴はとても大切になります。
とくに冷たくなった足を温めることで前進の血行を促進してくれるので、冷えの解消に効果的です。
冷え性の方は半身浴で20~30分ゆっくり浸かるようにしましょう。
3.運動で冷えを改善する
もうひとつ大切なことは、運動をすることです。
とくに足の筋肉を刺激すると血行促進に効果があります。
家や職場では、屈伸運動をするとよいでしょう。
1セット10回から15回ですからカンタンです。
時間がある時にはウォーキングがオススメです。
歩くことで冷えを改善させることができますので1日1萬歩を目標に頑張りましょう。
4.冷え取りの服装で改善する
そして、最後に冷え取りに効果的な服装も試みてください。
とくに絹の五本指ソックスは冷え性の方におすすめです。
足の指と指の間に老廃物がたまりやすいので、これを排出することで冷え解消となります。
また、最近話題にもなっている靴下の重ね履きもおすすめです。
夜寝る時に重ね履きをしたら朝起きてからも1日中そのままで大丈夫です。
枚数に決まりがあるわけでは無いので、2枚なら絹の上に綿。
3枚なら絹の上に綿、その上に絹と重ねていきましょう。
このようにいつも足を温めておくことで冷えを解消することができます。
ぜひ、できることから試してみてください。
冷えが原因で頭痛が起こる原因とその対処法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、冷えが原因で起こる頭痛についてそのメカニズムと対処法をご紹介してまいりました。
女性は冷え性という方が多いですね。
冷え性というだけでも大変なのにそのうえ頭痛の症状がでてしまったら辛いです。
その頭痛が冷えが原因だとわかっている場合には、まずは冷えを解消しなくてはいけません。
冷えの解消にはまず、食事の改善から見ていきましょう。
とくに身体を温めるとして知られている生姜を積極的に取りいれていくとよいでしょう。
また、適度な運動やゆっくりと入浴することなどは冷え性改善だけでなく健康にもよいことなのでぜひ取り入れてみたいものです。
さらに足元を温める服装などで冷えを解消することで頭痛も緩和されていくことでしょう。
とはいえ、対策を試みてもなかなか治らない頭痛の場合には早めに医師に相談しましょう。