動悸の症状が伴う頭痛について知りたい!対処法はあるの?
頭痛といえば、ただ頭だけが痛い場合もあれば、ほかの症状が伴う場合もあります。
頭痛と共に現れる症状にもいろいろあり、吐き気、めまいといったものもあります。
そんな中で、動悸の症状が伴う頭痛を経験したことがある方がいるのではないでしょうか?
今回は、気になる動悸の原因や頭痛との関係、対処法などをご紹介してまいります。
ぜひ、参考になさってください。
目次
動悸ってどんな症状?
動悸の症状が伴う頭痛が気になりますが、そもそも動悸とはどのような症状でしょうか?
動悸といえば、心臓の脈拍数が上がって、鼓動を打つ感覚があることをいいます。
普段の生活の中でもこのような場面はあるでしょう。
たとえば、運動をした時、食べすぎた時、驚いた時などです。
これは、一時的なものなので病気ではありません。
実際に心電図をとっても異常な鼓動はないことが多いので、その場合は心配はいりません。
もし、心電図などに異常がある場合には心臓の病気である可能性もあります。
動悸が起こる理由としては、精神的な原因であることも考えられます。
動悸と頭痛ってどんな関係があるの?
一見、動機と頭痛はあまり関係がなさそうですね。
では、動悸を伴う頭痛の症状があるのはどうしてでしょう。
たとえば、ストレスからくる動悸の場合。
不安や緊張などのストレスが原因で動悸が起こる場合があります。
言葉にはできないような不安感などが動悸を引き起こしますがそれが長時間続くと頭痛となって現れます。
とくに神経質な方に多いようです。
もうひとつは、環境の変化によって起こる動悸の場合です。
新しい会社、新しい学校、初めての環境など、今までの環境と変わったり人間関係が変わることでストレスを感じます。
するとこれが動悸を引き起こすことがあります。
このような不安な状態が続くと動悸だけでなく、イライラしたり、集中力が欠けたり、頭痛の症状が出たりします。
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動悸を伴う頭痛が起こる病気は?
では、このような動悸の症状を伴う頭痛が起こることもあるのでしょうか?
全般性不安症
ひとつめは、全般性不安症です。
全般性不安症とは、あまり聞きなれない病名ですが精神的な病気になります。
はっきりとした理由はなくただ不安感だけがあるもので、それが長期間続きます。
全般性不安症になると、動悸や頭痛、イライラ、集中力の欠如などの症状がでます。
これはなんらかの先進的なショックを受けた経験などから起こります。
全般性不安症を解消するためには、薬と精神療法がおこなわれます。
精神療法では、リラクセーションなどがおこなわれます。
低血圧
ふたつめは、低血圧です。
低血圧症は、収縮期血圧が100mmHg未満の状態で、めまいや頭痛、動悸、失神などの症状が出ます。
低血圧になったからといって、かならず何かの病気があるわけではありません。
ですから、何が原因で低血圧になったのかによって治療方法も違います。
このほかにも、褐色細胞腫や慢性閉塞性肺疾患などの場合にも動悸を伴う頭痛の症状が出る場合があります。
このような病気が原因の場合には自己判断が難しいので、一度病院を受診するとよいでしょう。
動悸を予防する方法ってあるの?
それでは、動悸を予防する方法もご紹介していきましょう。
動悸を伴う頭痛を改善するために、先ずは動悸を予防する必要があります。
たとえば、食生活の見直しがあります。
現代では、ファーストフードやインスタント食品をよく食べる方も多いと思いますが、このような物をよく食べる場合には注意が必要です。
とくに最近話題になっているトランス脂肪酸が多く含まれている食品は神経組織に影響を与えると言われているので気を付けたいです。
また、精神的なケアも大切になります。
精神的な不安感を抱かないように、趣味の時間を持つことやゆっくりと散歩をしてみる、適度な運動をするなどの方法があります。
いつもの生活にちょっとした刺激を与えることは効果的です。
さらに、睡眠の質を改善することも効果的です。
毎日の生活の疲れを癒してくれる睡眠ですが、何時間寝ることができるか、質の良い睡眠がとれているかという事は精神的な安定に関係してきます。
寝る前の過ごし方などを変えてみて、自分にとって一番よい睡眠がとれるように心がけましょう。
動悸の症状が伴う頭痛についてその対処法のまとめ
いかがでしたか?
今回は、動悸の症状を伴う頭痛についてご紹介してまいりました。
一見関係のなさそうな動悸と頭痛ですが、両方の症状が起こることも少なくありません。
その原因と考えられることが精神的なものであることもわかりました。
ですから、普段からあまりストレスをためない事や健康的な生活を送ることで動悸を予防することもできるのです。
ただ、もちろん何かの病気が原因で動悸や頭痛の症状が出ている場合もありますので、あまり長く症状が改善されない場合には早めに医師に相談しましょう。