夜中に頭痛が起こるのってどうして?痛みの原因や対処法が知りたい!

頭痛の症状は人それぞれだけれど、夜中に頭痛で苦しんだ経験が有る人も少なくないと思います。

気持ちよく寝ているときに頭痛に襲われると快眠できなかったり、起きてしまったりします。

その状態が続くと生活に支障をきたすほどになる場合もあります。

ではなぜ、夜中に頭痛が起こるのでしょうか?

今回は、気になる夜中の頭痛の原因や対処方法についてご紹介していこうと思います。

ぜひ、参考になさってください。

目次

夜中に突然くる頭痛はどんな症状?

夜中の起こる頭痛で悩まされた経験のある方は、どのような症状だったのでしょうか?

まずは、その症状からご紹介していきましょう。

1.痛みが続く

夜中に起こる頭痛の特徴としては、何日間か連続して頭痛が起こることです。

その痛みはズキンズキンという痛みというよりは、突然殴られたような痛みを感じます。

寝ている時に目が覚めてしまうほどなのです。

でも、日常生活のなかである程度、耐えられる痛みともいえます。

2.短時間に激しい痛みがある

人によっては、目の奥や目の周り、こめかみなどがえぐられる様な激しい痛みを感じることがあります。

痛みは15分ほどで治まることもありますが、2,3時間続く場合もあります。

酷い場合には、吐き気を伴うこともあり日常生活に支障をきたすこともあります。

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夜中に頭痛の症状が起こる原因はなに?

では、どうして夜中に頭痛の症状がでることが多いのでしょうか?

その原因と考えられることをいくつかご紹介していきましょう。

1.空腹が原因

空腹のときやダイエットなどで食事を制限していると頭痛になりやすいと言われます。

じつは空腹時に頭痛が起こるのは血糖値が下がってしまうからです。

2.ポリフェノールが含まれる食品が原因

ポリフェノールがたくさん含まれているものを摂取することによって偏頭痛が起こることがあります。

実はポリフェノールには偏頭痛を誘発する働きがあるのです。

なぜなら、ポリフェノールが血管の拡張を促すためです。

もちろん、少量であればよいのですが量や食べる時間によっては頭痛の原因ともなるので気をつけなくてはいけません。

3.睡眠不足や睡眠時間の偏りが原因

睡眠不足が頭痛の原因になることはわかりますが、実は睡眠時間が極端に短かったり極端に長かったりすることで頭痛が起こることもあります。

とくに極端に長く睡眠時間をとることで脳の血管が拡張してしまうので、周囲の神経を圧迫して頭痛として現れることがあります。

ですから、規則正しい生活で睡眠時間も偏らないようにする必要があります。

寝ている時に起こる頭痛は睡眠時頭痛?

睡眠時頭痛という言葉を聞いたことがございますか?

みんなが寝ている真夜中に原因の分からない頭痛が起こることを睡眠時頭痛と言います。

睡眠時頭痛の基準としては、睡眠中だけ頭痛がしたり自律神経症状が確認できない、1か月の間に15回以上起こる、ほかの疾患が原因ではない、ということがあげられます。

夜中に起こる頭痛で考えられる病気は?

ここで気になることといえば、夜中に起こる頭痛は病気の可能性はないのかということ。

実は、夜中に起こる頭痛の中でも病気と考えられる場合があります。

その病気の例もご紹介しておきましょう。

1.くも膜下出血

くも膜とは脳の表面を覆っている膜のひとつで、その下に出血があることをいいます。

急に頭を殴られたような激しい痛みで、ときには失神などの症状を伴うこともあります。

このような症状がある頭痛の場合には、くも膜下出血の可能性もあるので早めに病院へ行きましょう。

2.ウイルス性髄膜炎

ウイスル性髄膜炎は、ウイルスや細菌が脳や脊髄などを覆う髄膜に感染することで炎症を起こすものです。

髄膜が炎症すると頭痛だけでなく発熱などの症状がでます。

頭痛の症状は長く続くのが特徴です。

3.緑内障

緑内障は視神経に障害が起こって視野が狭くなることですが、早く治療をしないと失明してしまう可能性もあります。

頭痛や吐き気の症状がでることもあります。

このように慢性頭痛以外でも夜中に頭痛が起こる可能性があります。

上でご紹介したような病気の特徴とよく似ていると感じたら、できるだけ早く病院を受診するようにしましょう。

夜中に頭痛が起こる痛みの原因や対処法についてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、夜中に頭痛が起こるのはなぜか、その痛みの原因や対処法についてご紹介してまいりました。

夜中に頭痛が起こるとゆっくりと睡眠がとれずに、翌日の仕事や学校に影響がでてしまうことも考えられます。

一般的には慢性頭痛が原因と考えられますが、おおきな病気が隠れている可能性もあります。

今回ご紹介したような症状や思い当たる原因がある場合には、改善を心がけてください。

ほかの症状などがある場合には、早めに医師の相談しましょう。

辛い頭痛を解消して、快適な毎日を送りたいものですね。