目がチカチカする頭痛ってなに?その原因や対処法が知りたい!

頭痛にはいろいろな症状があるけれど、目がチカチカするような頭痛を経験してことはありませんか?

この目がチカチカする現象によって、物が見えなくなったりすることもあります。

これを閃輝暗点と言いますが、なぜこのような目がチカチカする頭痛が起こるのか?

今回は、その原因や対処法をご紹介していこうと思います。

ぜひ、参考になさってください。

目次

閃輝暗点ってなに?

目がチカチカするのは閃輝暗点といいます。

この閃輝暗点が起こった後には、片頭痛が起こることが多いと言われています。

吐き気や嘔吐を伴うほどの激しい頭痛が起こることも多いです。

閃輝暗点は目がチカチカする症状ですが、目に異常があるわけではありません。

脳の中で視覚野とよbれる部分がある後頭部の血流が悪くなり、それが血流が改善されたときに起こるのが閃輝暗点です。

閃輝暗点はどうして起こるの?

それでは、閃輝暗点はどうして起こるのでしょうか?

閃輝暗点の原因は上でも簡単にご紹介したように脳の血管が収縮してから拡張することです。

この原因は、片頭痛が起こる原因とも似ています。

ですから、閃輝暗点が起こった後に偏頭痛が起こることが多いのでしょう。

では、普段の生活の中ではどのような事が原因で閃輝暗点が起こるのでしょうか?

一般的にはストレスがたまった状態やコーヒー、アルコール、そしてチョコレートなどの食べ過ぎが原因になると言われています。

なぜなら、これらが血管を収縮させる作用があるからです。

もう一つ原因として考えられるのが、極度の緊張状態からリラックス状態になった時です。

ストレスで交感神経が優位に立っている時には血管が収縮します。

けれども、それがリラックス状態になることで副交感神経が優位になると今度は血管が拡張するので閃輝暗点が起こりやすいのです。

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目がチカチカする頭痛で考えられるのは?

目がチカチカするような頭痛で考えられるのが慢性頭痛です。

慢性頭痛とは、緊張型頭痛や片頭痛、群発頭痛などがあります。

これらの頭痛の特徴をご紹介していきましょう。

緊張型頭痛とは、頭の周りが締め付けられるような鈍い痛みがあるものです。

その痛みは30分から1週間ほど続きます。

ほかにも、首の回りや肩につよいコリがあったり、めまいやふらつきなどの症状を伴う場合もあります。

子どもから高齢者までどの年齢でも起こりうる頭痛です。

片頭痛とは、慢性頭痛の中でも一番患者数が多いと言われているものです。

この片頭痛の場合には、閃輝暗点や吐き気などが起こることが多いと言われています。

そして、閃輝暗点が収まってから1時間以内に頭痛が起こる場合には偏頭痛と言えるでしょう。

片頭痛の症状としては、頭の片側がズキンズキンと脈打つような痛みがある。

強い痛みがあり動くと悪化する。

吐き気を伴うこともあり、光や音に敏感になる。

このような症状があります。

必ず閃輝暗点が起こるわけではありませんが、片頭痛の1~2割が閃輝暗点が起こると言われています。

群発頭痛は、目の奥の痛みや充血、鼻水などの症状があり、頭の片側だけに起こります。

その原因は、視床下部や内頚動脈が関係していると言われています。

男性に多く、激しい痛みを伴うため生活に支障をきたすこともあるので、早めに治療をすることが大切です。

目のチカチカや頭痛が続くときはどうする?

それでは、目のチカチカや頭痛が収まらない時にはどうしたらよいのでしょうか?

閃輝暗点や頭痛の症状が長く続く場合には、眼科や神経内科を受診しましょう。

とくに閃輝暗点が続くという場合には、目の異常がないかを検査する必要があります。

そこで、目には異常がなければ神経内科を受診して頭痛に関する検査をしてもらいましょう。

神経内科では、CTやMRIなどの精密検査を行う場合もあります。

このときに頭痛の裏に隠れていた大きな病気がみつかる場合もあります。

そのような大きな病気が見つからない場合には片頭痛と診断されるでしょう。

その場合には、症状に応じた薬を処方されるでしょう。

薬にも種類があり、症状が出た時に飲む対処療法の薬と症状を予防する薬となります。

目がチカチカする頭痛の原因や対処法まとめ

いかがでしたか?

今回は、目がチカチカする頭痛の原因や対処法についてご紹介してまいりました。

頭痛の症状にはいろいろありますが、目がチカチカする症状があります。

その症状の後、慢性頭痛が起こることが多いので注意しなくてはいけません。

慢性頭痛はどのタイプかによって対処方法も違うので、自分の頭痛のタイプを見きわめるようにしましょう。

また、あまり症状が改善されない場合には専門医に早めに相談するようにしましょう。

慢性頭痛のほかにも、大きな病気が原因の可能性もありますので十分に注意しましょう。