寝すぎが原因の頭痛ってあるの?その治し方は?
たっぷり睡眠をとると疲れがとれてすっきりするはずですよね。
それなのに、寝すぎて頭痛や吐き気などの症状が起こったことがあるという方も少なくありません。
本当に寝すぎが原因で頭痛が起こることがあるのでしょうか?
今回は、気になる寝すぎと頭痛の関係やその対処法についてご紹介しようと思います。
目次
頭痛はなぜ起こるのか?
日本人は頭痛持ちの人が多いと言われています。
それだけ日本人にとっては頭痛は身近な症状ともいえるのです。
では、頭痛は一般的にどのように起こるのでしょうか?
頭痛には大きく分けて2つの種類があります。
その一つが偏頭痛です。
偏頭痛は、脳の血管が急激に拡張することによって起こります。
もう一つが緊張型頭痛です。
緊張型頭痛は、頭の周り、首、肩などの筋肉が緊張することで起こります。
偏頭痛は、ストレスから解放されることで血管が拡張することで刺激されて痛みを引き起こします。
ですから、リラックスしている休日や仕事のない時などに起こることが多いので?。
寝すぎで頭痛が起こることはあるの?
寝ることで体調が回復するのはわかるけれど、逆に寝すぎで頭痛が起こることがあるのでしょうか?
実は、偏頭痛は寝すぎで起こることがあります。
睡眠によって脳の活動が穏やかになっているので緊張が緩まって、血管が拡張します。
ですから、寝すぎると必要以上に脳の血管が開いてしまうので、周囲の神経が刺激されて頭痛となって現れるのです。
さらに、神経伝達物質などが放出されるとより血管周囲に炎症が広がることで頭痛が起こります。
どのくらいが寝すぎなの?
では、どのくらい寝ると頭痛が起こるのでしょうか?
寝すぎが原因で頭痛が起こるのはどのくらい寝た時なのでしょうか?
一般的に睡眠時間は7.5~8.5時間とる人の方が6.5~7.5時間の人よりも死亡率が高いと言われています。
では、なぜ睡眠時間が長い方が寿命が短いのでしょうか?
その原因はまだはっきりとはしていません。
けれども、この結果からしても6時間~7時間程度がちょうど良い睡眠時間と考えられるでしょう。
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寝すぎが原因の頭痛を治す方法は?
それでは、寝すぎが原因で起こった頭痛はどのように治すことができるのでしょうか?
まずは、自分自身の頭痛の種類を確認しましょう。
ずきんずきんと脈が打つように痛いのは偏頭痛です。
そして、後頭部が締め付けられるように痛い症状は緊張型頭痛です。
このどちらの頭痛かによって対処法が変わりますのでまずは自分の頭痛のタイプを見きわめましょう。
偏頭痛の場合
では、偏頭痛とわかった場合の対処法をご紹介しましょう。
偏頭痛の場合には、こめかみの血管の拡張をおさえることが大切です。
そこで、こめかみや頭の痛い部分を冷たいタオルや氷などで冷やすようにしましょう。
また、カフェインが含まれる飲み物を飲むことで血管を収縮させることができます。
緊張型頭痛の場合
では、緊張型頭痛とわかった場合の対処法もご紹介しましょう。
緊張型頭痛の場合は、収縮した血管をひろげることが大切です。
ですから、偏頭痛とは反対に患部をあたためるようにしましょう。
蒸しタオルなどを当てて温めることで血管をひろげることができます。
また、お風呂にゆっくりと使って頭まで温めることもよい方法です。
寝すぎを予防するには?
それでは、寝すぎないようにするにはどのようなことを取りいれていけばよいのでしょうか?
寝すぎが原因の頭痛を引き起こさない為には寝すぎないことが大切です。
では、寝すぎないためにはどうしたらよいのでしょう。
それには、睡眠の質を上げることが大切です。
睡眠の質を上げることで睡眠時間は短くても体をしっかりと休めて疲れを取ることができます。
そのために、寝る3時間前にはご飯を食べ終わっている事、寝る前にカフェインやアルコールを飲まないことも大切です。
ほかに適度な運動をしたりして少し体を疲れさせるのもよいでしょう。
また、休日も平日と変わらずに起きるようにすると良いでしょう。
とくに休日は、寝すぎてしまう傾向がありますがこれが生活習慣を乱れさせますので注意が必要です。
もしも昼寝をする場合には、15分から20分程度にしましょう。
少し昼寝をして頭を休めることは、午後からの仕事などの効率を上げると言われています。
けれども30分以上寝てしまうと熟睡してしまって目覚めが悪くなるので15分から20分程度で目覚ましをかけるようにしましょう。
このように寝すぎないようにすることで寝すぎによる頭痛を予防することができますので、できることから取りいれていきましょう。
寝すぎが原因の頭痛と治し方についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、寝すぎが原因の頭痛とその治し方についてご紹介しました。
寝すぎが原因の頭痛があるということに驚いた方もいるでしょう。
けれども、寝すぎることによる頭痛を実感したことがある方は、今回ご紹介したような対処方法をぜひ鶏れてみてください。
また、寝すぎないように自分の生活習慣を見直すことも大切です。