眉間が痛い頭痛はなにが原因?考えられる病気が知りたい!
眉間の奥がなんだか痛いと感じたことはありませんか?
眉間が痛いと頭痛と考える方も多いと思います。
けれども、この頭痛、一般的な頭痛とは少し違うので何かの病気ではと心配になる方も少なくないとおもいます。
では、なぜ眉間が痛くなることがあるのでしょうか?
今回は、眉間の痛い頭痛の原因や考えられる病気についてご紹介しようと思います。
目次
眉間が痛い頭痛で考えられる原因は?
それでは、なぜ眉間に痛みが生じることがあるのか、いくつか考えられる原因をご紹介しておきましょう。
1.風邪が原因である場合
風邪だと発熱して頭痛の症状がでる場合はよくありますね。
この頭痛が眉間の痛みであることもあります。
咳や鼻水、鼻づまりなどの風邪の症状がある場合には、風邪が原因だと考えられます。
この場合には、風邪が治れば眉間の痛みも治るでしょう。
2.副鼻腔炎が原因である場合
鼻の奥に広がっている空洞が副鼻腔と言います。
この副鼻腔が炎症を起こすことを急性副鼻腔炎と言います。
急性副鼻腔炎によって、鼻の奥の痛みや色の付いた鼻水がでることもありますが、頭痛や眉間の痛みといった症状もあります。
急性副鼻腔炎は、だいたい1,2週間で治りますが、それ以上長引く場合には慢性副鼻腔炎の可能性もあるので注意しなくてはいけません。
この急性副鼻腔炎ですが、治療しないで症状が長引いてしまうと慢性副鼻腔炎になる可能性があります。
そうなると治りにくくなりますので、早めに耳鼻科を受診しましょう。
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3.偏頭痛が原因である場合
日本人は偏頭痛持ちの人が多いと言われています。
ストレスや疲労、睡眠不足などの不規則な生活が原因となって起こる偏頭痛。
とくに女性に多いともいわれています。
偏頭痛は頭の片側が痛いことが多いので片頭痛とも書かれます。
眉間の奥が痛いと感じる方もいます。
片頭痛は、頭の表面の血管が拡張することで起こる頭痛ですが吐き気を伴う場合もあります。
とくにまぶしい光や大きな音に過敏になることが多いので、偏頭痛が起こったら暗く静かな部屋でゆっくりとカラダを休めることが大切です。
4.眼精疲労が原因の場合
現代人はパソコンやスマホを頻繁に使うので、一日中画面を見ている人も多く気づかないうちに目を酷使してしまっています。
目を酷使すると慢性的な目の疲れによって眼精疲労という状態になってしまいます。
眼精疲労の症状といては、目の疲労感だけでなく重圧感や痛み、かすみなどが一般的です。
他にも、頭痛や肩こり、吐き気と言った症状が出る人もいます。
さらに、頭痛だけでなく眉間の痛みを感じる方も多いようです。
眼精疲労が原因とわかった場合には、画面を見る時間を限定するなどの方法を取りいれましょう。
5.閉塞偶感緑内障が原因の場合
この閉塞偶感緑内障という言葉は聞きなれない方も多いでしょう。
眉間の痛みがある場合、この閉塞偶感緑内障が最も危ない病気ともいえます。
緑内障は、角膜と水晶体の間にある房水という部分が排出されなくなることです。
とくに急性閉塞隅角緑内障の場合には急に眼圧が上がって激しい痛みだけでなく頭痛などが起こります。
眉間の奥が激しい痛みを感じるのも特徴のひとつです。
この閉塞隅角緑内障は放置すると失明の恐れもあるのですぐに眼科を受診しましょう。
眉間が痛い頭痛を引き起こす可能性のある食材は?
実は、食べ物によって眉間が痛いなどの頭痛が引き起こされる場合もあると言われています。
ですから、眉間が痛い、頭痛がするということで悩まされている方は、食生活から見直していくことも大切です。
とくにチラミンという成分は血管を拡張させる働きがあると言われていますので食べすぎると偏頭痛の原因ともなります。
このチラミンが多く含まれている物として、代表的なものがチーズやワイン、チョコレートです。
ワインが好きという方はチーズと一緒に楽しむことも多いでしょう。
とくに赤ワインにも多くのチラミンが含まれていますので、食後に痛みを感じることがあるかもしれません。
ほかにも、すこし体調が悪かったり、つかれている時などにチーズやワイン、チョコレートなどを食べることで症状がでることもあるので体調不良の時はなるべく避けるようにするとよいでしょう。
このように食べ物によっても頭痛や眉間の痛みが引き起こされる場合があります。
もちらん、食べた人すべてが症状を起こすわけではありません。
個人差がありますが、体調不良にはこのようなものは避けるようにしましょう。
眉間が痛い頭痛はなにが原因と考えられる病気についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、眉間が痛い頭痛の原因と考えられる病気についてご紹介しました。
眉間が痛いと感じたことはありますか?
頭痛とはちょっとちがう感覚で、なんだか気になるでしょう。
もちろん、風邪や偏頭痛などの症状の可能性も高いのであまり心配することはありませんが、重大な病気が隠れている可能性もあるので今回の記事を参考にしてみてください。