眠気があるのに頭痛で眠れないときの対処法が知りたい!
日本人は頭痛持ちという方が多いと言います。
なかでも偏頭痛は女性の方が圧倒的に多い症状と言われています。
そんな頭痛ですが、その症状や痛む場所などは人それぞれ。
それだけ原因もいろいろあると言われています。
そして、頭痛がひどくて眠いのに眠れないという方も少なくないのです。
今回は、そんな頭痛のせいで眠いのに眠れないという時の対処法などをご紹介しようと思います。
目次
なぜ眠れないほどの頭痛が起こるのか?
眠れない原因が頭痛ということで、なぜ眠れないほどの頭痛が起こるのか。
まずは、頭痛の原因から探っていきましょう。
頭痛でも眠れないほどの痛みがある場合に考えられる原因はいくつかあります。
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頭痛で眠れない原因1
ひとつめに考えられるのが血行が悪いということ。
私たちの身体は、血液にのせて体の老廃物を排出していきます。
けれども、目や肩、頭皮などの血行が悪いと、体の老廃物を上手に排出できなくなります。
その結果、疲労がたまってしまい頭痛や肩こりなどの症状として引き起こります。
とくに肩や首の筋肉が凝り固まってしまうと頭痛だけでなく、寝ても寝違いなどを起こすこともあります。
頭痛で眠れない原因2
ふたつめに考えられるのは目の疲れです。
普段から仕事でパソコン作業が長時間になったり、目を使う仕事が多いという方、また同じ姿勢で長時間作業をすることが多い方は、目に疲れがたまりやすいと言われています。
なぜなら、目は近くを見たり、遠くを見たりすることで筋肉を使ってピントを合わせています。
ですから、目を使っている時には筋肉も使っているので長時間同じ姿勢でいたりすると筋肉が疲れてしまうのです。
また、目の病気として知られている急性緑内障は、涙の循環などに変化が起こるために目の圧力や眼圧が上がって、激しい頭痛や吐き気などの症状を引き起こすことがあります。
頭痛で眠れない原因3
みっつめに考えられるのは脳へのストレスなどです。
眠れないほどの激しい頭痛に襲われる病気で考えられるのは、群発性頭痛や脳出血、くも膜下出血などです。
群発性頭痛は、ある時期だけ突発的に起こるの病気で、原因ははっきりとはしていません。
けれども男性に多く、ストレスやアルコールなどが原因とも考えられています。
脳出血やくも膜下出血は、脳の血管が破裂することで起こる病気で激しい頭痛を伴います。
これらの症状がある場合には、すぐに専門医を受診することをおすすめします。
頭痛で眠れない原因4
よっつめは睡眠不足です。
頭痛によって睡眠不足になることはありますが、反対に睡眠不足によって頭痛が起こることもあるのです。
眠いのに頭痛で眠れない時の対処法は?
では、実際に眠いのに頭痛で眠れない時にはどのようなことに注意したらよいのでしょうか?
まずは、寝室の環境を見直してみましょう。
眠る為の環境が整っていることもとても大切なことです。
とくに睡眠と体温はとても深く関係していると言われています。
ですから、寝室は冷しすぎない、暖め過ぎないことが大切です。
また、枕が合っていないと頭痛の原因ともなりますし、睡眠の質が落ちます。
今使っている枕が自分に合っているかどうかもう一度見直してみるとよいでしょう。
最近では、自分にあった素材や高さなどを計算してオーダーメイドの枕を作れるお店も増えてきています。
一度、そのようなお店で自分にあった枕を作ってみるのもよいでしょう。
そして、頭痛の原因となっていることを取り除くことも大切です。
もちろん、頭痛の原因が脳梗塞やくも膜下出血などの病気の場合にはすぐに病院を受診することが大切です。
けれども、他の原因の場合には改善するように心がけましょう。
目の疲れが原因と考えられる場合
長時間同じ姿勢でいる時やパソコンなどを長時間使う作業を行う時は1時間に一度ほどストレッチをしたりして、できるだけ目の疲れを引き起こさないようにします。
脳のストレスが原因と考えられる場合
ストレスをためないという事は現代社会ではなかなか難しいかもしれません。
けれども、自分にあったストレス解消方法を見つけておくことで頭痛を予防することもできます。
このようにひどい頭痛が原因で眠れない時には、その頭痛自体を改善することが一番の近道となります。
頭痛の原因が自分でははっきりしない場合には、頭痛専門外来などで相談してみてもいいでしょう。
頭痛によって睡眠不足になると、日常生活にも支障をきたすことが考えられます。
あまり長い間我慢しないで、早めに医師に相談してみましょう。
眠気があるのに頭痛で眠れないときの対処法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、ねむいのに頭痛で眠れない時の対処方法などについてご紹介しました。
眠いのに眠れないほどの頭痛は、かなりつらい状態だと思います。
ですから、このひどい頭痛を放っておくのも心配です。
できれば、頭痛の原因をしって、頭痛自体を改善していくと良いでしょう。
また、寝具などを変えて気分を変えてみることで眠れる可能性もありますのでできることから試してみてください。