頭痛だけでなく眠気や肩こりが同時に起こるのは病気なの?

頭痛持ちという方が多い日本。

頭痛と言ってもいろいろな症状や原因がありますが、日本人で一番多いのが偏頭痛と言われています。

でも、頭痛だけでなく眠気や肩こりも同時に起こることがあると話す方も実は少なくありません。

そんなとき、気になるのはもしかしたらなにか病気なのかも?ということかもしれません。

そこで、今回は頭痛だけでなく眠気や肩こりが同時に起こる時に考えられる病気や改善方法についてご紹介しようと思います。

目次

慢性疲労症候群って知ってる?

頭痛の原因はいろいろありますし、頭痛の症状がでる病気もいろいろあります。

みなさんは、慢性疲労症候群という病気をご存知ですか?

頭痛や肩こり、眠気などの症状が同時にくることは、この慢性疲労症候群と関わりがあるかもしれません。

この病気は、その名前の通り慢性的に疲れがとれない状態で、つかれているのに眠れないという事もあります。

慢性疲労症候群は、20代や30代の働く女性に多く発症すると言われていて、日本人にも少なくありません。

症状で一番大きいのは、疲れがいつになってもとれないということです。

疲れがとれない理由の一つが睡眠不足です。

そして、他の症状としては、頭痛や肩こり、眠気、倦怠感などがあります。

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慢性疲労症候群の対処法は?

それでは、頭痛と同時に眠気や肩こりがおこる原因が慢性疲労症候群であることがわかったらどのような対処法をとればよいのでしょうか?

実は、慢性疲労症候群の原因ははっきりとはしていません。

ですから、症状に合わせた薬を服用するのが一般的です。

疲労の症状がつらい場合には、できるだけ活性酵素を減らす薬が使われます。

慢性疲労症候群かもしれないとおもったら、病院に行って診察を受けましょう。

最初は受診するときには内科をおすすめします。

診断に必要なのは、尿検査や便潜血検査、血液検査、心電図、胸部レントゲンなどがあります。

これらの検査は小さな内科でもできます。

回復力や免疫力を高める治療が大切です。

ですから、ビタミンCやCoQ10などを使った抗酸化療法や漢方薬を利用した免疫活性化などの投薬療法が効果的と言われています。

また、薬を使わない治療としては、温熱療法が利用されます。

体を温めることで、新陳代謝を促したり、筋肉の緊張をほぐしたり、血流を良くして免疫力を高めることができます。

ストレス脳が頭痛や肩こり、眠気を引き起こすことも

不規則な生活や疲労などによってストレスがつづきます。

自律神経の乱れや疲れ、だるさ、頭痛、肩こりなどさまざまな不調が起こります。

前頭葉は大脳の一部ですが、私たちが考えたり、判断したりする場所で、ストレスかどうかも判断します。

とくに前頭葉の右側が強く活動する場合には、ネガティブな感情に関係してストレスを感じやすくなって、左側が強く活動する場合は、ストレスを感じにくくなります。

ストレス脳の反応が強いとストレスホルモンの分泌が増えて、自律神経の交感神経が優位になります。
すると血圧上昇など負担がかかるので、だるさや眠気などの体調不良も現れます。

ストレス脳が原因の頭痛や眠気の改善法は?

それでは、ストレス脳が原因の頭痛や眠気はどのように改善することができるのでしょうか?

ひとつは、香りを活用することです。

香りはダイレクトに脳を刺激するので、素早く脳をリラックスさせることができるといいます。

アロマオイルなら手軽に利用できますし、ハーブティーという楽しみかたもあります。

ハーブティーは身体があたたまって疲れも回復しますし、イライラもやわらぐのでラベンダーやジャスミンをセレクトするとよいでしょう。

心配事や悩み事、緊張などで神経が疲れているときには、バレリアンやレモンバーム、ローズレッドなどもおすすめです。

また睡眠の質を高めることも大切です。

夕食後90分程してからお風呂に入るようにしましょう。

その後に、眠気が起きたタイミングで布団に入って、寝る前にはコーヒーなどの刺激物も避けるようにしましょう。

呼吸法も大切です。

まずは、下腹部を意識しながら鼻からお腹がいっぱいに膨れるほど息を吸い込みましょう。

そして、約5秒間息を止めて、口からゆっくりと10秒かけて吐き出します。

この呼吸を数回しましょう。

これを寝る前に布団の中に行うようにしましょう。

頭痛だけでなく眠気や肩こりが同時に起こる病気についてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、頭痛だけでなく眠気や肩こりが同時に起こる時に考えられる病気についてご紹介しました。

頭痛だけでなく眠気や肩こりが同時に起こるのは、慢性疲労症候群やストレス脳などが考えられます。

慢性疲労症候群は、なかなか自分では気づかないものです。

慢性疲労症候群は、とくに女性に多いのですが、普段から疲れがとれない場合、他に原因が考えられない時に疑います。

また、脳がストレス状態にある場合にも同じような眠気や肩こり、頭痛などが発症します。

このように同じような症状でもいろいろな病気が考えられますので、自己判断はせずに、まずは医師に相談するようにしましょう。