頭痛に体のだるさ、吐き気の症状が伴うのはどのような病気?
頭痛持ちという方はよくいます。
でも、体がだるくて、頭痛もひどくて、そのうえ、吐き気もするなんて方も少なくありません。
これだけさまざまな症状が重なるとなにか病気かな?
と気になってしまうでしょう。
実際に体がだるくて、頭痛もひどくて、吐き気もする時にはどのような病気が考えられるのでしょうか?
今回は、頭痛と体のだるさ、吐き気の症状がある病気について、またその対処法についてご紹介しようと思います。
目次
どうして頭痛とだるさ、吐き気が同時に起こるのか?
頭痛とともに体のだるさや吐き気などが同時に起こるのはどうしてでしょうか?
このように幾つかの症状が同時に起こる場合に考えられるのはインフルエンザや風邪などです。
インフルエンザも風邪も頭痛などの症状から始まって、体がだるくなったり吐き気を伴うことがあります。
また、頭痛以外にも発熱などの症状がある場合もあります。
とくにインフルエンザの場合には高熱が出ることが一般的です。
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頭痛とだるさ、吐き気の原因は?
頭痛だけでなく、だるさや吐き気などが同時に起こるときに考えられる原因はいくつかあります。
ひとつめに考えられるのは血圧が低いことです。
血圧が低いと、だるさや頭痛などの症状が起こることがあります。
頭痛やだるさが起こった場合には、それに伴ってめまいや立ちくらみの症状があると低血圧かもしれません。
自宅で血圧を測ってみて、最高が100以下、最低が60以下なら低血圧となります。
低血圧が原因の頭痛やだるさの場合には、あまり心配しなくても大丈夫です。
とはいえ、もちろん一度は病院で診察してもらうことも大切です。
そして医師と相談して、生活習慣を改善するなどして低血圧を改善していきましょう。
ふたつめに考えられるのは自律神経失調症です。
自律神経失調症とは、頭痛や身体のだるさなどに動悸や息切れ、めまいなどの賞状もあります。
その原因ははっきりとはわかっていませんが、ストレスが主な原因ともいわれています。
自律神経失調症は、生活習慣を改善して、睡眠不足なども改善することや栄養のバランスのとれた食事などで改善できると考えられます。
ストレスをためないように上手にリラックス方法を見つけるようにしましょう。
みっつめに考えられるのはビタミン不足です。
ビタミンが不足すると頭痛や身体のだるさとして現れると言われます。
とくにビタミンB1が不足するとこのような症状が出やすいです。
無理なダイエットなどで栄養のバランスが乱れないように気をつけなくてはいけません。
よっつめに考えられるのは肝臓の異常です。
肝臓の病気の場合にも、頭痛や身体のだるさといった症状が現れることがあります。
肝臓の病気になっても、初期症状はあまり気づきません。
けれども、体のだるさは肝臓を異常を見つける為には大切な症状です。
また、体のだるさに伴って頭痛や吐き気、嘔吐、下痢などの症状がある場合には肝臓の病気を疑います。
このような症状がある場合には、早めに病院にいって診察してもらいましょう。
熱がないのに体がだるいのはどうして?
熱がないのにだるさや頭痛だけ感じる。
そんな時に考えられることのひとつに貧血があります。
貧血は、体の隅々まで酸素を運ぶために必要なヘモグロビンが減少してしまうことで起こります。
女性は、生理になると貧血になりやすかったり、体がだるいと感じることもあるのです。
そこで体のだるさを感じた時に一番効果のあるのは質の良い睡眠をとることです。
普段から7,8時間寝ているのに疲れが取れないという方は、睡眠の質に問題があるかもしれません。
質の良い睡眠をとるために、寝る前の習慣を見直すことが大切です。
食事は寝る2時間以上前に終わらせることや、お風呂も1時間以上前には入るようにしましょう。
また、カフェインが入った飲み物を避けて、パソコンなどの液晶画面を寝る前まで見るのはやめましょう。
さらに、毎日2,30分のウォーキングなどの軽い運動をすることで質の良い眠りをとることができるでしょう。
食事の改善も効果的です。
体のだるさなどを回復してくれる食べ物としておすすめなのが鶏肉です。
鶏肉に含まれているイミダペプチドが疲労回復効果や自律神経のバランスを整える効果があります。
また、レモンに含まれるクエン酸が疲労回復や消化促進の効果があるので鶏肉にレモンをかけて食べるようなレシピを取りいれるとよいでしょう。
頭痛に体のだるさ、吐き気の症状が伴う病気についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、頭痛に体のだるさ、吐き気などの症状を伴う病気についてご紹介しました。
頭痛だけでなく、体のだるさや吐き気などの症状があるとつらいですね。
冬場は風邪やインフルエンザなどが考えられますが熱がないときには、他の原因も考えられます。
今回ご紹介したさまざまな症状を確認して、できれば病院で診断してもらうようにしましょう。