朝起きたら頭痛が起こる原因はなに?対処法は?
朝は1日の始まり。
気持ちよく目覚めたいものです。
それなのに目覚めたら頭がズキズキと痛い!
そんな経験が有る方も多いのではないでしょうか?
朝から頭痛に悩まされる原因はなんなのでしょうか。
今回はそんな気になる朝起きたら頭痛が起こる原因や対処法についてご紹介しようと思います。
目次
朝起きたら頭痛がするのはなぜ?
しっかりと睡眠をとって朝起きたのに頭が痛い。
実は、睡眠の質がよくなかったり、体調が悪かったりすると頭痛を感じてしまうことがあるのです。
では、朝起きたら頭痛がするのにはどのような原因があるのでしょうか?
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1.緊張型頭痛
頭痛以外にも首や肩が疲れるなどの症状がある場合には緊張型頭痛かもしれません。
とくにデスクワークが長い人や長い時間同じ姿勢でいる人、枕があっていない人は血液の循環が悪かったりして朝起きると頭痛を感じることがあります。
寝ている時に首や肩が気になる場合には枕があっていないかもしれないので高さを変えてみたり、素材を変えてみるとよいでしょう。
2.偏頭痛
偏頭痛とは、リラックス状態を作る副交感神経が血管を拡張する働きをするために偏頭痛が発生しやすいと言われています。
血管は深い眠りについていないときや、睡眠不足、ストレス過多などによって拡張します。
また、女性の場合には生理期間中にも偏頭痛が起きやすいといわれています。
3.群発頭痛
群発頭痛は男性に多いと言われている頭痛です。
症状としては目の奥に刺すような痛みが発生します。
2週間から2か月ほど毎日同じような時間に痛みが発生します。
ほかのも涙や鼻水、目の充血などの症状が見られることもあります。
理由ははっきりとわかっていませんがアルコールやたばこは控えるとよいでしょう。
4.二度寝してしまう
朝どうしても二度寝してしまう癖がある方もいるでしょう。
このような方は神経伝達のセロトニンという成分の分泌により血管が拡張しやすくなってしまいます。
そのため神経の周辺では炎症が起きたような状態になってしまって頭痛を感じてしまうのです。
このように朝起きた時に起きる頭痛には幾つかの理由があります。
自分がどのタイプの頭痛かによっても対処法が変わってきますのでチェックしてみてください。
朝起きた時の頭痛の対処法は?
それでは、朝起きた時の頭痛にはどのように対処すればよいのでしょうか?
それぞれの頭痛について対処法をご紹介していきましょう。
1.緊張型頭痛の場合
緊張型頭痛は、枕があっていない場合があります。
ですから、まずは枕が自分に合っているかどうかをチェックします。
自分自身でとくに不快感が無いかをチェックするだけでなく、専門店などで相談してみてもよいでしょう。
血行を改善することも大切です。
ゆったりと湯船につかって血液循環を促したり、長時間同じ姿勢でいる場合にはストレッチなどを合間でするようにしましょう。
自分にあったストレス解消方法をみつけることも大切です。
2.偏頭痛の場合
偏頭痛は熟睡していないまたは、ストレスが原因となっている場合があります。
睡眠時間をしっかりととることや生活リズムや食生活を改善することで改善できます。
適度な運動でストレス解消を行ったり、カフェインを摂取して血管の拡張をおさえることもできます。
3.群発頭痛の場合
群発頭痛の原因ははっきりとはわかっていません。
けれども、アルコールやたばこに原因があるともいわれていますので、普段からアルコールをよく摂取する人やたばこを吸う方は少し控えてみてもいいでしょう。
4.二度寝が原因の場合
二度寝が癖になっている場合には、できるだけやめるように努力しましょう。
二度寝してしまうということは睡眠の質が悪いということです。
短くても睡眠の質を上げるように心がけるとよいでしょう。
朝起きた時の頭痛を改善するには頭痛薬も
上でご紹介したような朝起きた時の頭痛の対処法を心見えても頭痛が治らない場合には頭痛薬をのんでもよいでしょう。
もちろん頭痛薬を飲むのは最終手段です。
頭痛薬を飲むことは即効性もあります。
頭痛薬は常用することで耐性ができてしまうので効き目が弱くなってしまいます。
薬物乱用性頭痛という別の頭痛が発生してしまうことがありますので使用には十分な注意が必要です。
自分にあった頭痛薬がわからない場合には、医師に相談してみるとよいでしょう。
朝起きたら頭痛が起こる原因や対処法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、朝起きたら頭痛が起こる原因や対処法についてご紹介しました。
頭痛はいろいろあるけれど、朝起きたら起こる頭痛にはいくつかの原因が考えられます。
そのどれが自分の頭痛にあたるのかをチェックして、それぞれに合った対処法を試してみましょう。
そして、すっきりと起きられる朝を迎えましょう。
あまり長く頭痛が続くようなら医師に相談してみるとよいでしょう。
なにかいい改善方法が見つかるかもしれません。