最近増えている中学生の頭痛の原因は何?どのように対処したらいい?

中学生と言っても、まだまだ未熟です。

ですから、さまざまな体の不調を訴えることもあるでしょう。

とくに最近の中学生は頭痛を訴えることが多いと言われています。

では、なぜ中学生で頭痛などの不調を訴える子が多くなっているのでしょうか?

今回は、そんな気になる中学生の頭痛について、原因や対処法などをご紹介していこうと思います。

ぜひ、参考になさってください。

目次

中学生で頭痛が起こりやすい理由は?

まずは、なぜ中学生で頭痛が起こりやすいのか、その原因をご紹介しましょう。

中学生が頭痛を訴えたからといって、必ずしも年齢が関係しているというわけではありません。

中学生など思春期の子どもの頭痛の多くは、疲れやストレスなどが考えられます。

もちろん、病気が原因の頭痛の可能性もあるので、症状が長く続く場合などは、早めに医師に相談するとよいでしょう。

中学生に起こりやすい頭痛の原因は?

頭痛の原因はいろいろあるのでなかなか特定することが難しいです。

とはいえ、中学生に起こりやすい病気として起立性調整障害というものがあります。

これは、10代でホルモンや自律神経のバランスが崩れやすい子供が血液の循環がうまくいかなくて発症することがある病気です。

症状としては、頭痛のほか、めまいやたちくらみ、動悸や食欲不振、吐き気などがあります。

この起立性調整障害が原因の場合には、小児科を受診しましょう。

起立性調整障害の可能性がある場合には、起立直後の活圧、心拍数などを調べます。

治療方法としては、生活習慣を見直して規則正しい生活を贈り、ストレスをためないようにすることでホルモンバランスや自律神経のバランスを整えます。

また、適度な運動などを取りいれて血圧を安定させます。

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大人と同じ偏頭痛や緊張型頭痛の可能性も

中学生の頭痛だからと言って、年齢とは関係ない偏頭痛や緊張型頭痛の可能性がないわけではありません。

1.偏頭痛

偏頭痛は、頭の左右どちらか片方がズキンズキンと脈打つ様な痛みがある頭痛です。

ホルモンバランスの乱れなどが影響すると言われていて、とくに女性に多い頭痛です。

中学生で偏頭痛を発症すると、大人になっても頭痛が続くことが多いともいわれています。

2.緊張型頭痛

緊張型頭痛も慢性頭痛としては多いもので、首や肩の筋肉の緊張などによって起こります。

中学生の場合には、長時間の勉強やスマホやパソコンの利用など同じ姿勢でいることが原因となる場合があります。

3.精神疾患の頭痛

精神疾患はいろいろありますが、とくに中学生の場合には統合失調症やうつ病などが頭痛を起こすことがあります。

上記でご紹介した起立性調節障害もこれに入ります。

このように大人と同じような頭痛を起こす中学生もいます。

ですから、どのような症状があるのか、どのくらい続くのかをしっかりと把握して医師に相談することで適切な治療方法を見つけることができるでしょう。

中学生の頭痛で親ができることは?

それでは、自分の子どもが頭痛を訴えた時に親はどのように対処すればよいのでしょうか?

中学生など思春期の子どもの場合、なかなか親に相談しないこともあるかもしれません。

そこで、親ができることをご紹介しておきましょう。

1.いつもの生活を心がける

いつもの生活の中で、いつものご飯を作ること、ときどき子供のリクエストを聞いてあげることなど当たり前のことが大切です。

家族が仲良く、たのしく過ごす中で、精神的な悩みやストレスなどを上手に解消できるようにしてあげましょう。

2.子供へは無償の愛を示す

子供が悩みなどを話してこなくてもイライラせずにいつも大きな心で受け止めてあげましょう。

また、子供が話をしてきたときはきちんと話を聞き、子供の意見や考えを受け止めましょう。

どんなときも味方でいてあげることが一番です。

3.子供の変化に気づけるように

子供の体調の変化だけでなく、精神的な変化にも気づいてあげられることが大切です。

悩みがありそうだとか、ちょっと疲れていそうだとか、親だから気づいてあげられることがあります。

いつも子供を見てあげるようにしましょう。

普段から子供の様子をよく見てあげて、いつも通りの生活をするようにしましょう。

最近増えている中学生の頭痛の原因と対処法についてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、最近増えている中学生の頭痛の原因と対処法についてご紹介しました。

中学生の頭痛の問題はいろいろありますが、大人と同じような原因のほかに、中学生特有の頭痛もあります。

そんな中学生の頭痛はできるだけ早く原因を把握することからはじめましょう。

また、親ができることは子供の心に寄り添うことです。

とくに思春期で心の問題で起こる頭痛の場合には、子供が話さなくても察してあげて寄り添ってあげられると良いでしょう。

今回の記事を参考にして、子供の頭痛を早く気づいて治してあげられるようにしましょう。