暖房のきいた部屋にいると頭痛がするのはどうして?その原因と対処法が知りたい!
頭痛で悩んでいる方は少なくありませんが、頭痛とひとことで言ってもその症状や痛む場所、痛むときなどは人それぞれですね。
ですから、自分自身の頭痛のタイプを知ることでより良い改善方法を見つけることができるのです。
さまざまある頭痛ですが、その中で暖房のきいた部屋にいる時に頭痛がするという方もいるでしょう。
暖房と頭痛、一見まったく関係のないことのように思えますがどのような関係があるのでしょうか?
今回は、暖房のきいた部屋にいる時に頭痛になる原因と対処法についてご紹介していこうと思います。
ぜひ、参考になさってください。
目次
暖房で頭痛が起こるのはどうして?
暖房がきいた部屋にいると頭痛がするのはなぜなのでしょうか?
その原因として考えられることがいくつかあります。
エアコン暖房で頭痛になる原因1
ひとつめは、乾燥によるもの。
暖房をつけているという事は季節は冬。
冬は外気が乾燥する季節ということはご存知だと思いますが、外気と同じように室内も乾燥しています。
けれども、夏のように頻繁に水分補給をする人はあまり多くありません。
そのうえ暖房をつけると、さらに体温が上がることで水分蒸発を招いてしまいます。
乾燥による水分不足で頭痛につながるということです。
エアコン暖房で頭痛になる原因2
ふたつめは、足元の冷えによるもの。
室内で暖房をつけているのですが、暖房で温めた空気は上にたまりがちです。
ですから、下は意外と冷えたままで足元があたたまらないことがあります。
足元が寒いと感じるので、さらに暖房の温度を上げると上半身だけがあたたまりすぎて頭がぼーっとして頭痛となって現れます。
エアコン暖房で頭痛になる原因3
みっつめは、急に血行がよくなることによるもの。
今まで寒いところにいたのに暖房のきいた部屋に入って急に血行が良くなることで血管の周囲の神経が刺激されて偏頭痛となって現れることがあります。
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暖房のきいた部屋で頭痛になったときの対処法は?
それでは、実際に暖房のきいた部屋で頭痛になってしまった時にはどのように対処すればよいのでしょうか?
その対処法は、上でご紹介したいくつかの原因によっても違います。
乾燥が原因の場合には、水分補給が大切です。
やはり夏に比べると冬はあまり意識して水分補給をしない人が多いでしょう。
でも、実は冬は空気が乾燥していますからお肌も乾燥してしまいがちです。
さらに体内も水分不足になっていますので、意識して水分補給をすることで頭痛を予防することができます。
実は暖房が原因でない頭痛の場合にも、水分不足で血流が悪くなることが知られています。
ですから、頭痛の症状がなくてもできるだけ水分補給を意識するようにしましょう。
足もとの冷えが原因の場合には、足元を温めることが大切です。
とくに女性は冷え性という方が多いので、暖房で余計に足元だけ冷してしまってはいけません。
暖房の温度をあまり上げすぎずに、足元を温めるようにすることで体感温度が上がります。
足もとを温める為には、靴下を重ね履きしたり、ひざ掛けをしたり、足元用のヒーターを使うのもよいでしょう。
みっつめの血行が良くなることが原因の場合には、保冷剤などで首の後ろやこめかみを冷すようにしましょう。
暖房による危険な頭痛もあるので注意
気をつけなくてはいけない頭痛もあります。
それは、暖房を使っている時に起きる頭痛が起こるもので気をつけなくてはいけないのが一酸化炭素中毒です。
とくに石油ストーブやファンヒーターなどを使っている際に起こりやすいです。
暖房器具を使う時には換気をしながら使うことが大切ですが暖房器具の整備や器具の不具合などで一酸化炭素中毒が起こることもあります。
暖房による頭痛はのぼせが原因?
冬は外が寒いのに室内は暖房で温めてあるのでのぼせてしまうこともいます。
それが原因で頭痛になってしまいます。
そんなのぼせが原因の頭痛は自律神経が関係していることもあります。
そこで不規則な生活やストレスのたまる生活などはより症状が出やすくなります。
このような頭痛の場合には、リラックスすることが何よりの改善方法になります。
自分にとって一番良いリラックス方法を見つけることが大切ですが、マッサージやアロマなどでストレスを解消してあげるようにしましょう。
暖房のきいた部屋にいると頭痛がする原因と対処法まとめ
いかがでしたか?
今回は暖房がきいた部屋にいるときに頭痛がする原因や対処法についてご紹介しました。
暖房がきいた部屋にいると頭がぼーっとしてしまうだけでなく頭痛を感じてしまうことがりますね。
そのような状態だと仕事や勉強に集中できなくなってしまいます。
ですから、しっかりとケアしなくてはいけません。
今回ご紹介したいくつかのことが原因と考えられますので、ぜひ対処法を取りいれてみてください。
また、いくつかの方法を試してみても改善されない場合には早めに医師に相談しましょう。