うつ病で頭痛や眠気などの症状があるのはどうして?その対処法は?

休日はたっぷり睡眠時間をとっているのに、寝足りないと感じてしまう。

寝ても寝てもな足りない気がする。

起きた時に頭痛がする。

このような悩みをお持ちの方も少なくありません。

実はうつ病によって頭痛や眠気の症状がでることがあるそうです。

では、うつ病と頭痛や眠気はどのような関係があるのでしょうか?

今回は、うつ病と頭痛や眠気の関係性とその対処法についてご紹介しようと思います。

目次

うつ病とはどのような病気?

うつ病という言葉は知っているけれど、どのような病気なのか詳しくは知らないという方も少なくありません。

そこで、まずはうつ病についてご紹介していきましょう。

うつ病は、脳の働きに何らかの問題が起こることで発症すると考えられています。

けれども、単純に自分が気分が落ち込んでいるだけなのか、うつ病であるのかは実際に区別するのはむずかしいかもしれません。

うつ病の症状には様々なものがあります。

たとえば、精神的な症状としては、不安や悲しみ、焦りといったマイナスな感情。

また、どんなことにもやる気がでない、頭が回らないと言った症状があります。

身体的な症状もあります。

たとえば、眠りが悪くて不眠や睡眠障害になる場合や寝すぎてしまうといったことがあります。

さらに、慢性的にどこかの調子が悪い、食欲がなかったり、胃腸の調子が悪いなどさまざまな症状があげられます。

そして、ご紹介したように頭痛や眠気などの症状も現れるのです。

うつ病と眠気の関係は?

うつ病の症状としては、睡眠障害もあります。

眠れないという症状だけでなく、いくら寝ても寝足りないという過眠も症状としてあります。

これは、寝すぎることで脳の働きが鈍り、気分が憂鬱になり余計に起きられなくなるという悪循環を引き起こします。

ほかには、何もやる気が起こらないで休職したりしていると家でやることがないので寝てばかりになってしまうこともあります。

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うつ病以外にも眠気や頭痛が起こる病気は?

頭痛や眠気の原因がうつ病ではない場合には、ほかにどのような病気が考えられるのでしょうか?

その一つに、睡眠時無呼吸症候群があります。

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まってしまい、寝ていても深い眠りに落ちていない可能性があります。

この睡眠時無呼吸症候群になると、寝ても寝ても呼吸困難なので深い睡眠がとれません。

そのために面性的に睡眠過多になってしまうのです。

睡眠時無呼吸症候群は、一般的に肥満体質の方が多いと言われています。

その場合には、将来的には糖尿病や循環器障害などの病気を招く心配もあるので気をつけなくてはいけません。

うつ病の症状の頭痛はなぜ起こる?

では、うつ病で頭痛が起こるのはどうしてでしょうか?

うつ病の症状にはいろいろあることをご紹介しましたが、その中でも一番多いのが頭痛です。

その原因は、神経伝達物質のセロトニンが急激に減少することにあります。

そして、その頭痛の前後に現れるのがめまいなのです。

うつ病のめまいは、全身に力が入らなかったり、目の焦点が合わないなど、人によってもさまざまだそうです。

うつ病の症状で吐き気がおこるのも頭痛と同じ原因

うつ病では、頭痛と同時に吐き気が起こることがあります。

この吐き気の原因も頭痛と同じく、神経伝達物質のセロトニンにあります。

脳内から分泌されるセロトニンが急激に減少することによって、2つの症状が同時に発症することがあるのです。

うつ病が原因の頭痛の対処方法は?

それでは、うつ病が原因の頭痛にはどのように対処すればよいのでしょうか?

実は、うつ病が原因とはっきりとわかっている頭痛は、うつ病を解消することで治ります。

うつ病の場合には、横になっている時間が増えてしまうことがあります。

けれども、できるだけ日中は身体を起こして散歩をするなど適度に体を動かして、夜はお風呂にはいって体を温めるなどをすると頭痛の改善が期待できます。

とはいっても、頭痛を早く解消したい場合には、医師に相談しましょう。

うつ病の症状にあった薬が処方されるでしょう。

また、頭痛緩和方法としてもよく紹介されるアロマセラピーを取りいれるのもおすすめです。

リラックス効果のあるアロマオイルを使うことで、頭痛だけでなくうつ病そのものも緩和できるかもしれません。

うつ病で頭痛や眠気などの症状がある原因とその対処法についてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、うつ病で頭痛や眠気などの症状がある原因とその対処法についてご紹介しました。

うつ病という言葉は聞いたことがあっても、なかなかはっきりとした症状などを知らない人が多いです。

うつ病が発症する原因もはっきりとはわかっていない中で、ある程度理解しておくことで自分や周囲の人の変化に気づいて早めに治療することができます。

今回ご紹介したうつ病に関する症状などを把握して、できるだけ早く改善していけることを願います。