高血圧が原因で頭痛や吐き気の症状を引き起こすことがあるの?その対処法は?
普段から頭痛持ちだという日本人は少なくありません。
その原因は人それぞれなのですが、原因をはっきりとさせなくてはその対処をするのも難しくなります。
頭痛の原因のなかに高血圧もあります。
高血圧が原因で頭痛や吐き気に襲われるという方もいるのですが、この高血圧と頭痛はどのような関係があるのでしょうか?
今回は、気になる高血圧と頭痛や吐き気の原因とその対処法についてご紹介しようと思います。
目次
高血圧が原因の頭痛や吐き気
なぜ、高血圧が原因で頭痛や吐き気が引き起こされるのでしょうか?
高血圧になると、脳内の血液の流れに異常が起こります。
脳の内圧が高くなることで嘔吐中枢神経が刺激されることから発症されると言われています。
高血圧が原因でくも膜下出血や脳梗塞などの脳血管障害を発症することもあります。
このような病気は、命に係わることもあるので注意しなくてはいけません。
高血圧には自覚症状がない
実は、高血圧の人はとても多いのですが、治療を受けている人は少ないと言われています。
その理由は、高血圧には自覚症状がほとんどないからです。
ですから、自分自身が高血圧であることに気づかずに放置してしまう方も少なくないのです。
そんな高血圧ですが、意外と思われる症状が頭痛です。
頭痛は、高血圧だけでなく肩こりや睡眠不足、ストレスなどで引き起こされる場合もあるので、高血圧とつなげて考えることがすくないかも知れません。
頭痛は、さまざまな原因によって脳の血管が拡張して、神経を刺激することで起こると言われています。
けれども、高血圧の場合には、脳内に何らかの変化などが招じている可能性があるのです。
ですから、高血圧と頭痛の症状がある場合には、高血圧性脳症や脳出血などの疑いもあるので気をつけなくてはいけません。
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高血圧による頭痛の症状は?
私たちはよく頭痛を引き起こすことがありますが、ストレスなどが原因の頭痛と高血圧が原因の頭痛の症状では違いがあります。
高血圧の症状で頭痛を引き起こすには、脳の血管が拡張されているわけではありません。
とはいえ、その特徴に大きな差があるわけではありませんので見分けるのが難しいわけです。
そこで、高血圧が原因の頭痛もあるという事を知っていることで原因不明の頭痛が合った場合に高血圧を見逃さないですむかもしれません。
高血圧が原因で起こる脳の病気は?
高血圧による頭痛の症状を見逃すことで、その陰に隠れる大きな病気も見逃してしまうかもしれません。
それでは、高血圧が原因で起こる脳の病気にはどのようなものがあるのでしょうか?
1.脳出血
血圧が高い状態が続くと、脳の血管の壁が傷つけれらてしまい、小血管が破裂することで脳内出血が起こります。
出血によってできた血の塊が大きくなって圧迫することで頭痛や意識障害などの症状が起こるのです。
2.くも膜下出血
くも膜下出血は、頭蓋骨の下にあるくも膜の下を通っている血管に動脈硬化や動脈瘤があると、血圧に伴って急に破裂することがあります。
これがくも膜下出血と言われるものです。
くも膜下出血は、突然の金づちで殴れら多様な痛みや吐き気、嘔吐、意識障害などがあります。
痛みは、後頭部から首の付け根に出ることが多く、出血が多かったりすると死に至る危険性もあります。
3.脳梗塞
脳梗塞は、動脈硬化などが原因で血管の一部が詰まってしまったり、破れてしまってその先に栄養を運ぶことができなくなって脳細胞が壊死してしまう病気です。
脳梗塞で頭痛の症状が起こることはあまりありませんが、手足に力が入らなくなったり、言葉がうまくしゃべれないなどの前兆があります。
高血圧に効果があるといわれていることは?
高血圧という人は少なくありません。
この高血圧を薬に頼らずに治したいと考える人も多いでしょう。
そこで、いくつかの方法をご紹介します。
一般的にいわれているのがトマトジュースを飲むことや塩分の摂りすぎに気を付けることなどです。
納豆も効果的と言われていますので、2日に1回は食べるようにしましょう。
他には、夜食をたべない、スクワットなどを取りいれるといった方法もあります。
まずは、自分の生活習慣を見直して、できることから取りいれてみると良いでしょう。
高血圧が原因で頭痛や吐き気の症状を引き起こす理由とその対処法
いかがでしたか?
今回は、高血圧が原因で起こる頭痛や吐き気の症状やその対処法についてご紹介しました。
高血圧の人は多いのですが、自覚症状がないため気づいていない方も少なくありません。
そんな方は、原因不明の頭痛が高血圧が原因だと関係づけるのが難しいかもしれません。
けれども、ここでご紹介したように高血圧と頭痛は深い関係があります。
ですから、その関係を知ってしっかりと対処することが大切になります。
もちろん、他の病気の可能性もあるので早めに医師に相談するようにしましょう。