偏頭痛に吐き気が伴う時の応急処置の方法が知りたい!
日本人は、偏頭痛持ちという方が少なくありません。
偏頭痛といえば、ズキンズキンと脈打つような痛みがつづきます。
さらに、吐き気などの症状も伴う場合もあります。
この偏頭痛は、日本人の3分の1が悩まされている症状で、多くは女性ということです。
今回は、そんな偏頭痛に吐き気が伴う時の応急手当の方法についてご紹介しようと思います。
目次
偏頭痛に吐き気が伴う時には注意が必要
偏頭痛の場合、吐き気を伴うことがあります。
その吐き気が嘔吐まで行く場合もありますがひどい場合には胃の中になにもなくなるまで嘔吐してしまうこともあります。
じつは、偏頭痛は血管が拡張して、その周りにある三叉神経が刺激されることによって起こります。
このとき、吐き気も同時に起きてしまうことがあるのです。
吐き気を伴う偏頭痛で気をつけなくてはいけないのが、くも膜下出血です。
吐き気を伴う頭痛の場合、命に係わる病気であるかどうかを見きわめることが大切になります。
突然、今までに感じたことのないようなハンマーで急に殴られたような痛みの頭痛を感じた時は注意が必要です。
偏頭痛の痛みは数時間後と言われていますが、くも膜下出血の場合には急激な痛みからピークは数分となることが多いです。
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偏頭痛と吐き気があるときの応急処置は?
偏頭痛の症状とともに、吐き気があるときにはどのように応急手当てをすることができるのでしょうか?
まずは、冷すことが一番大切です。
冷すときには、自宅にある冷えピタなどがオススメですが、タオルなどを濡らしておでこに上にのせるのが簡単です。
また、偏頭痛は目から入る光や大きな音によって悪化することがあるので、できるだけ暗く静かな部屋で安静にするとよいでしょう。
コーヒーやお茶を飲むこともオススメです。
コーヒーやお茶にはカフェインが含まれています。
カフェインには血管を収縮させる働きがあるので偏頭痛の緩和にも効果があります。
偏頭痛は血管が拡張して周囲の神経を刺激することで起こりますので、血管を収縮させることで緩和につながります。
とはいえ、痛みどめというわけではありませんので、緩和の意味で飲むと良いでしょう。
食事中に偏頭痛が起こることがあります。
食事をしていると血糖値が急激に上がるので、偏頭痛になることがあるのです。
そんなときは、とりあえず食事を中断しましょう。
食事を中断しても血糖値が急にさがるわけではありませんが、すこしずつ緩和できるででょう。
偏頭痛持ちという方は、普段からあまり血糖値が急激に上がらないように食事をするようにしましょう。
少しずつゆっくりと食べるのが良いでしょう。
偏頭痛以外の頭痛の応急手当の方法は?
偏頭痛に吐き気を伴うときの応急手当の方法についてご紹介しましたが、偏頭痛以外にも頭痛の症状は幾つかあります。
それらの頭痛の場合にはどのように応急手当することができるのでしょうか?
ひとつめは、緊張型頭痛です。
緊張型頭痛は、偏頭痛とは反対に血管が収縮することによって痛みを感じます。
ですから、目の周辺を温めたり、後頭部の筋肉をマッサージしてリラックスして過ごすとよいでしょう。
軽いストレッチや体操もおすすめです。
偏頭痛は冷しますが、緊張型頭痛の場合には温めて血行を良くすることも大切です。
二つめは、群発性頭痛です。
群発性頭痛の場合は、応急手当はできません。
薬も効果がなくて、発作が起きそうな前兆がある場合にはたくさん酸素を吸いこむとよいと言われています。
群発性頭痛は遺伝的なものといわれますので、家族で群発性頭痛がある方は注意した方がよいでしょう。
偏頭痛に吐き気が伴う症状を予防する方法は?
それでは、偏頭痛に吐き気を伴うことがよくあるという方は、どのように予防することができるのでしょうか?
一度治まっていた頭痛が再発することもあるので予防したいものです。
まずは、頭痛が治まった時に行った治療法を憶えておくことも大切です。
その時は頭痛が治まっても根本的には治っていないこともあります。
さらには、大きな病気が隠れている可能性もあるのです。
ですから、頭痛が何度も繰り返し起こる場合には医師に相談を受けて、正しい治療法を受けるようにしましょう。
頭痛は根本的に治すのはむずかしいともいわれていますが原因がハッキリすれば対処法も見つかるでしょう。
偏頭痛に吐き気が伴う時の応急処置の方法
いかがでしたか?
今回は、偏頭痛に吐き気が伴う時の応急手当についてご紹介しました。
偏頭痛というだけも辛い症状ですが、それに吐き気が伴うとかなりつらいですよね。
そんな偏頭痛を改善する方法は幾つかあります。
今回ご紹介したように、安静に過ごすことや冷すことなど簡単な方法もありますのでお試しください。
このような応急手当の方法を知っていると役立つでしょう。
ぜひ、チェックしておいてください。