季節の変わり目に頭痛がするのはどうして?その対処法は?
頭痛持ちが多いと言われる日本人。
頭痛と一言でいってもその症状や痛い部分、頻度などは人それぞれです。
そんななかで、季節の変わり目に頭痛を感じるという方もいるのではないでしょうか?
どうして、季節の変わり目と頭痛が関係があるのでしょうか?
今回は、そんな季節の変わり目に起こる頭痛の原因とその対処法についてご紹介していこうと思います。
ぜひ、参考にしてみてください。
目次
季節の変わり目に頭痛が起こるのはどうして?
そもそも、季節の変わり目とはいつのことをいうのでしょうか?
季節の変わり目とは、季節と季節の間の季節のことですね。
はっきりと決まっているわけではないのですが、5~6月、8~9月、11月~12月、2~3月といった具合になります。
また、気温差が4,5度以上ある時期も季節の変わり目と呼ぶことがあります。
そんな季節の変わり目に頭痛が起こる原因はいくつかあります。
季節の変わり目に頭痛が起こる原因1
ひとつめは、気温の変化です。
春から夏や夏から秋など季節の変わり目に頭痛が頻発する人がいるでしょう。
暖かい季節から寒い季節になったり、寒い季節から暖かい季節になると体がそれに対応しようとします。
その対応しようとするときに血管が収縮したり拡張したりするのです。
それが急激に起こると神経が刺激されてしまいます。
そして、頭痛として現れるのです。
暖かい日から急に寒くなると血管の収縮が起こって頭が痛くなるので、風邪を引いたように感じてしまいます。
[スポンサードリンク]
季節の変わり目に頭痛が起こる原因2
もうひとつが、気圧の変化です。
気温の変化だけでなく、気圧の変化でも引き起こされます。
春、秋は天気が変わりやすいので、気圧の変化も頻繁に起きます。
それが数時間だったり数日単位だったりするので、上手に体が適応することができずに頭痛が起こってしまうのです。
気圧の変化によって血管が収縮したり膨張したりするので、全身を流れる血液の量が不安定になることが頭痛の原因と考えられます。
春に起こる頭痛は?
春に頭痛を感じるという方は多いでしょう。
その原因として考えられるのが天候の激しい変化によるものです。
天候が変化することで、気温や気圧も変化します。
気温や気圧の変化で血管が拡張したり収縮して頭痛となって現れます。
ほかにも花粉症やストレスによって頭痛が起こっている可能性もあります。
春は、学校や会社などが変わり新しい生活をスタートさせる方も多いと思います。
そんな新しい環境に慣れるまではストレスになるので、この時期に頭痛を感じる人が多いのです。
夏に起こる頭痛は?
夏に頭痛を感じるという方は多いでしょう。
夏の頭痛の原因としては、冷房の使い過ぎや熱中症、夏バテなどが考えられます。
とくに夏は暑さをしのぐために冷房を使う人が多いのですが、体が冷えすぎることで脳に十分な血液が流れなくて頭痛になってしまいます。
熱中症は高温多湿状態で汗が蒸発しないで熱がこもってしまうことでめまいやふらつきなどの症状と共に頭痛の症状が出ます。
夏バテは、冷房を使用することによって外の気温との急激な変化に体が対応できずに頭痛が起こることがあります。
秋に起こる頭痛は?
秋に頭痛を感じるという方も多いでしょう。
秋の頭痛は、激しい気候の変化が原因となっていることがあります。
気温や気圧の変化が激しい秋は血管のはたらきにも影響が出て頭痛の原因となります。
他に、秋の花粉症で頭痛を発症する場合もあります。
冬に起こる頭痛は?
冬に頭痛を感じるという方も多いでしょう。
冬の頭痛は気温が低くなっているために体が冷えることで、耳に対する寒冷刺激が原因で頭痛が起こることがあります。
ですから耳を温めるようにしましょう。
ほかにもストーブの使い過ぎや冷え性などで頭痛になることもあります。
このように季節によってもその時期に起こりやすい頭痛などがありますので、自分の頭痛の原因を特定する手がかりにもなるでしょう。
もちろん、ここでご紹介した季節による頭痛のほかに風邪による頭痛や高血圧による、脳内の疾患による頭痛などもありますので気をつけなくてはいけません。
季節の変わり目に頭痛の原因とその対処法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、季節の変わり目に起こる頭痛の原因やその対処法についてご紹介しました。
季節の変わり目に頭痛になるという方は少なくないと思います。
なぜ、季節の変わり目に頭痛になるのか気になっていませんか?
今回ご紹介したように季節ごとにその原因となることはいろいろあります。
けれども、基本的には気温と気圧の変化に体が対応できないことによって血管が拡張したり収縮して神経を刺激することで頭痛となるようです。
このように頭痛と言ってもさまざまな原因があります。
自分自身の頭痛の原因を突き止めることで上手に頭痛と付き合い、改善していく手がかりとなるでしょう。
また、自分で解決できない症状は早めに専門医に相談するとよいでしょう。