自律神経失調症が原因の頭痛はどのような症状?その対処法は?
頭痛がひどいけれど、なかなか治らないという方がいます。
頭痛になることはあまりない人もいれば、頻繁に頭痛になるという方もいます。
でも、たかが頭痛だから薬でも飲めば大丈夫といって病院に行かない方も少なくありません。
頭痛の原因となることはいろいろあります。
その原因が分かっていない場合も多いのです。
頭痛の原因の一つと考えられているのが、自律神経失調症です。
今回は、気になる自律神経失調症と頭痛の関係とその対処法についてご紹介しましょう。
目次
自律神経失調症とは?
それでは、まず自律神経失調症についてご説明していきましょう。
自律神経失調症の症状の一つに頭痛があります。
自律神経失調症は、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかない病気です。
私たちは不規則な生活を送っていたりすると体を働かせている自律神経のバランスが乱れてしまいます。
けれども、体調不良を感じて内臓や器官などをには特に異常がないので検査しても異常がないと言われるでしょう。
この自律神経失調症の症状はいろいろありますが、その一つが身体の一部が痛くなったり、精神的に落ち込んでしまったりなど人それぞれです。
それらの症状がいくつか重なって現れる場合もあります。
では、なぜ自律神経失調症になるのでしょうか?
実は、その症状が人によって違うように原因も一つではありません。
自律神経のバランスが乱れる原因としてはいくつか考えられるのです。
主な原因として考えられるのは、生活リズムの乱れや過度のストレスなどです。
夜寝るのが遅くなってしまったり、不規則な生活習慣を贈っていると体内のリズムが無視されるので自律神経が乱れがちです。
また、仕事や人間関係で過度のストレスを受けていて、上手に解消できないこともあります。
もしもストレスに弱い体質の場合には、緊張してお腹を壊したり、眠れないなどが原因になります。
このように自律神経失調症は、その症状も原因も人それぞれ。
ですから、なかなか診断されにくい病気でもあるのです。
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自律神経失調症と頭痛の関係は?
では、なぜ自律神経失調症で頭痛を引き起こすことがあるのでしょうか?
自律神経失調症の場合には、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなるということは前述しました。
頭痛の場合には、この交感神経が緊張しすぎることで血管が収縮してしまい、血行不良を起こすことが原因ではと考えられています。
自律神経失調症によって、頭痛だけでなくめまいなどを感じる人も少なくありません。
この自律神経失調症が原因の頭痛の場合には、市販の鎮痛剤などで痛みをおさえても一時的なので根本的な治療が必要となります。
自律神経失調症を改善して頭痛を治す
いつもの頭痛が自律神経失調症が原因とわかったら、まずは根本治療として自律神経失調症を治さなくてはいけません。
実際に自律神経失調症を治すにはどのような治療が行われるのでしょうか?
自律神経失調症を治すのに自分でなんとかできないかと考える方も多いでしょう。
でも、なかなか難しいのが自律神経失調症の治療です。
そこで、先ずは専門医に相談することからはじめましょう。
とはいえ、自律神経失調症は何科を受診したらいいのか悩むでしょう。
それは症状の出方によって違います。
たとえば、身体的な症状が主な場合には、内科を受診します。
はんたいに、精神的な症状が主な場合には、精神科や心療内科などを受診するとよいでしょう。
どの科を受診したらいいか悩んでしまう場合には、総合病院で相談することをおすすめします。
では、実際に病院を受診するとどのような治療が行われるのでしょうか?
病院での治療は主に薬物治療ということになります。
薬物治療では、漢方薬を使う場合もあります。
ほかには、カウンセリング、運動療法などその人にあった治療法を相談して決めていくことになるでしょう。
自律神経失調症の予防は?
では、自律神経失調症を予防することはできるのでしょうか?
実は心と体を健康に保つことこそが自律神経失調症を予防することになります。
自律神経のバランスは、精神的なストレスだけでなく、日常生活の乱れによっても生じます。
ですから、普段から食事は栄養バランスよく食べること、定期的に運動をすること、睡眠をしっかり摂ることなどが大切です。
また、自分に合ったストレス解消法を見つけておくことも大切です。
自律神経失調症が原因の頭痛はどのような症状?その対処法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、自律神経失調症が原因の頭痛とその対処法についてご紹介しました。
自律神経失調症という言葉は聞いたことがあっても自分には無関係と思っていた人も少なくないでしょう。
でも、原因不明の頭痛はもしかしたら自律神経のみだれが原因かもしれません。
今回ご紹介したようにほかにも自律神経失調症と思われる症状があるようであれば、先ずは医師に相談してみましょう。