風邪の症状としての頭痛の種類や特徴と対処法が知りたい！

冬と言えば、風邪やインフルエンザが流行します。

風邪を引くと熱がでたり、頭が痛くなるという方も多いでしょう。

とくに脈を打つようなズキズキとした痛みは、風邪を引いた時の頭痛の特徴といえます。

今回は、そんな風邪の症状としての頭痛の種類や特徴と対処法についてご紹介していこうと思います。

目次

風邪の症状としての頭痛の特徴は？

風邪を引くと、さまざまな症状がありますが頭痛の症状で悩まされる方も少なくありません。

とくに風邪を引いた時の頭痛は、脈に合わせるようにズキンズキンと頭が痛くなります。

これは、頭部にある血管と関係があるのです。

風邪は、ウイルスや細菌がのどや鼻などの粘膜に付着して感染することで発症します。

ですから、風邪をひくとくしゃみや鼻水、咳などで感染源となるウイルスや細菌を体外へ排出しようとします。

けれども、これに対してウイルスや細菌はていこうするので免疫細胞である白血球を増やそうとするのです。

その白血球を増やして活発化させるために血管の循環を促そうと血管は拡張します。

その拡張した血管がその周りの神経を刺激するのです。

これがズキンずきんと脈打つような頭痛として現れるのです。

そして、もともと偏頭痛持ちという方は、肉体的や環境の変化、ストレスに敏感で風によって体が緊張状態になります。

すると自律神経にも影響して頭痛を引き起こしやすくなるのです。

このような頭痛は慢性化すると、悪化して髄膜炎などになる可能性もあるので、できるだけ早く診断してもらうようにしましょう。

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風邪の症状としての頭痛はどのように対処するの？

それでは、風邪をひいたことによって頭痛の症状が出た場合にはどのように対処すればよいのでしょうか？

いくつかの対処法がありますのでご紹介していきましょう。

１．薬をのむこと

　一般的に風邪による頭痛だとわかっている場合には、頭痛と風邪の両方の治療をします。

　ただ、風邪薬を飲んでいる場合には、さらに頭痛薬を飲むことは避けなくてはいけません。

　風邪薬には頭痛を改善する成分も含まれていることが多いです。

　そこに頭痛薬を服用すると、鎮痛剤の飲み過ぎでさらに頭痛を引き起こしてしまう可能性があるのです。

　ですから、風邪薬と頭痛薬を併用する場合には、事前に医師や薬剤師に相談しましょう。

２．頭を冷すか圧迫する

　風邪による頭痛も頭の血管が拡張することが原因で起こります。

　ですから、血管の拡張をおさえることが改善方法になります。

　そこで、血管の拡張をおさえるために痛いところを冷したり、圧迫するとよいでしょう。

３．アロマオイル入り冷タオルを活用する

　アロマオイルといえば、香りによりさまざまな効能があります。

　頭痛にもアロマオイルを活用することができます。

　
　頭痛に効果のあるアロマオイルはラベンダーやローズマリーです。

　実はラベンダーの成分でもある酢酸リナリルには鎮静効果があります。

　そしてローズマリーの成分には頭をスッキリさせる効能があるのです。

　これらのアロマオイルをボールに水をはったところに数滴入れます。

　そしてよく混ぜたら、そこへタオルを浸して硬めにしぼって頭にのせます。

　これで、アロマオイルの効果と冷す効果を両方一度にできるのでおすすめです。

　ただ、アロマオイルは人によって合わないこともあります。

　また、ローズマリーは刺激が強いので妊娠中や高血圧の方が使う時には注意が必要です。

４．肩や首を温めてマッサージする

　風邪による頭痛も自律神経と関係しています。

　ですから、自律神経からくる頭痛には血行を改善することで効果がでます。

　そこでオススメなのが首や肩を温めてからマッサージして血流を良くすることです。

　簡単で誰にでも取り入れやすいのでぜひお試しください。

ほかにも、頭痛に効果のあるツボを押す方法などもあります。

自分にあった改善法を見つけて、取りいれてみるとよいでしょう。

たっぷりの睡眠で体を休めて

風邪による頭痛とわかっている場合には、十分な休養が一番大切です。

ですから、しっかりと睡眠時間をとるようにしましょう。

実は、寝すぎで頭痛が起こるなんて話もありますが、風邪が原因とわかっているなら寝すぎといいうことはありません。

まずは、ゆっくりとカラダを休めて体力を回復しリセットすることができるので睡眠をとりましょう。

あまり眠れないという場合には、体を横たえてリラックスするだけでも効果がありあす。

風邪の症状による頭痛の特徴や種類、対処法についてのまとめ

いかがでしたか？

今回は、風邪に症状による頭痛の特徴や種類、対処法についてご紹介しました。

風邪と言っても人によって症状はさまざまですが、頭痛の症状が現れる方は少なくありません。

そんなときは、しっかりとカラダを休めて、薬を飲むことが大切です。

ほかにもさまざまな対処法がありますので、自分にあった改善方法を見つけて取りいれていきましょう。