夏になると毎日頭痛が続くのはどうして?その原因が知りたい!

日本人は頭痛持ちの方が多いと言われています。

けれども、普段は頭痛はないのに夏になると毎日頭痛が続くという方もいます。

これはどうしてでしょうか?

夏の暑い日はそれだけでも体に負担になるのに、その上頭痛が毎日続くとなるとつらいですね。

そこで今回は、夏の頭痛の原因を知って、対処法を見つけていこうと思います。

ぜひ、参考になさってください。

目次

夏の暑さで頭痛のなるのは何故?

普段は頭痛にならない人が夏の暑さで頭痛が起こるのはどうしてでしょう?

夏の暑さといえば、一番にイメージされるのが熱中症ですね。

暑い中で長時間作業をしたり、ずっと炎天下の下にいたりすると熱中症になる可能性があります。

熱中症は軽度の場合でも頭痛やめまい、吐き気などの症状が起こることがあります。

夏の水分不足は熱中症の原因になりますが、それ自体が頭痛の原因になることもあります。

夏に水分不足になると血液がドロドロになってしまい血流が悪くなります。

血流が悪くなると脳への血液循環も悪くなってしまうので、頭痛の原因になるのです。

夏は気付かないうちに汗で水分が体外に出てしまっています。

ですから、喉が渇いたと感じる前に定期的に水分補給をするようにしましょう。

また、自律神経の乱れが気温などの環境が適応できずに頭痛になることもあります。

暑さによって、自律神経をつかさどる血流の調節機能が不安定になると頭痛が起きてしまいます。

普段からストレスや不規則な生活なで自律神経が乱れると頭痛になるのです。

一日中クーラーの効いたところにいるとクーラー病になる方もいます。

クーラー病は冷え症と症状が似ていて頭痛も伴います。

塩分不足も夏の頭痛の原因になるの?

頭痛とは全く関係のないことのような気がしますが、じつは塩分不足も夏の頭痛の原因かもしれません。

筋肉が収縮して脳への血流が悪くなると頭痛が起こったり、反対に血管が拡張して、その周りの神経を刺激することで頭痛が起こったりします。

でも、じつは塩分不足でも頭痛が起こるのは体内に水分をためておけなくなることで脱水症状を招くからです。

つまり、上でお話したように水分不足を招いて、血液がドロドロの状態になり脳への血流が悪くなるのが原因です。

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夏の頭痛改善におすすめの食べ物は?

では、夏の頭痛改善に効果がある食べ物があるのでしょうか?

まずは、トマトやきゅうり、スイカなどの水分が豊富でミネラルやマグネシウムも多いので頭痛によいと言われてます。

そして、牛乳やヨーグルト、豚肉、レバーといったビタミンB2は夏バテ予防になります。

鮭やイワシは、炎症や頭痛に効果的です。

アーモンドや豆腐類、ひじき、黒豆は血管を緩めて血流を促します。

これらの食材を上手に献立に組み込むことで夏の頭痛を改善、予防することができるでしょう。

夏の頭痛にはNGの食べ物は?

つぎに、夏の頭痛にはあまりよくない食べものもご紹介しておきましょう。

まずは、赤ワインやチョコレート、オリーブオイルといったポリフェノールが豊富なものです。

ポリフェノールが血管を拡張させてしまうのでなるべく避けましょう。

つぎに、チーズや玉ねぎといったチラミンが豊富な食材です。

チラミンが血管を収縮させますので、頭痛によっては逆効果になります。

さらにコーヒーや辛い物は血管を拡張させてしまうので避けた方が良いでしょう。

このように夏の頭痛を改善するどころか、逆効果になる食材もあるので気を付けましょう。

夏の頭痛予防には?

このように食べものなどで夏の頭痛を予防することができます。

ほかにはどのような予防方法があるのでしょうか?

たとえば、熱中症を予防することです。

最近は夏になると熱中症のニュースを耳にすることがおおくなりました。

汗が出なかったり、頭痛がはじまると熱中症を疑いますのでできるだけ水分補給をしっかりとしましょう。

とくに子供やお年寄りはしっかりと水分補給をするようにしましょう。

また、夏風邪にも注意しなくてはいけません。

夏風邪で頭痛や寒気などの症状が出た時にもできるだけ早く病院に行きましょう。

暑い上に熱がでるのでかなりつらい症状になりますので、早めの対処が大切です。

不規則な生活も頭痛の原因になりますので、夏休みでもできるだけ早寝早起きを心がけて栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

夏になると毎日頭痛が続く原因についてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、夏になると毎日続く頭痛の原因や対処法についてご紹介してまいりました。

夏の頭痛は大変ですね。

その原因は夏だからこその熱中症や水分不足などにありました。

夏は、どうしても食欲がなくなり塩分が不足することも考えられます。

暑いから、食欲がないからと言って、食事をしないことは体にとっては負担になります。

食べられるものを選んで少しずつでも食べるようにしましょう。

また、頭痛の原因ともなる熱中症には十分に注意しなくてはいけません。

普段からこまめに水分補給をするようにしましょう。

もちろん、普段とは違う頭痛の症状が有る場合には、心配なのでできるだけ早く一度病院を受診するようにしましょう。