こめかみに圧迫感を感じる頭痛の原因は?対処法は?

頭痛持ちの人が多いと言われている日本人。

でも、頭痛と一言で言っても痛みが出る場所も度合いも人それぞれです。

そんな頭痛の中でもこめかみに圧迫感を感じる頭痛を経験したことがある方もいます。

このこめかみに圧迫感を感じる頭痛の場合、かなり症状が酷くて生活に支障をきたしてしまうこともすくなくありません。

では、なぜこのような頭痛が起こるのでしょうか?

今回は、気になるこめかみに圧迫感を感じる頭痛について、原因や対処法をお話ししていこうと思います。

ぜひ、参考になさってください。

目次

こまかみの圧迫感はどうして起こるの?

まずは、こめかみの圧迫感の原因から探っていきましょう。

その答えからお話すると緊張型頭痛の可能背が高いです。

緊張型頭痛は、偏頭痛と間違いやすい頭痛でもあります。

けれども、こめかみの痛みのほかに後頭部などに圧迫感がある痛みが特徴です。

緊張型頭痛の原因として考えられるのがストレスや睡眠不足、疲労などです。

緊張型頭痛の場合には、肩こりや首の痛み、眼精疲労なども併発することがあります。

根本的な原因といては、首や肩の筋肉が緊張することです。

そのためストレッチなどをして筋肉をほぐすことで頭痛が改善されます。

緊張型頭痛の特徴として言えるのが、朝は元気だけれど仕事が終わるころになるとこめかみや後頭部が締め付けられるような圧迫感がするということです。

偏頭痛の場合には、ズキズキとしてた脈打つような痛みがこめかみにある頭痛ですが、緊張型頭痛は午後になって徐々にこめかみに圧迫感が強くなり夕方にピークになります。

日本では頭痛持ちの方が約4000万人いるなかでも約800万人が緊張型頭痛と言われています。

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こめかみの圧迫感が起こる原因は?

こめかみの圧迫感を起こしてしまう原因として考えられるものが幾つかあります。

たとえば、同じ姿勢で長時間作業をすることです。

デスクワークだったり立ち仕事で長い時間同じ姿勢でいることは緊張型頭痛の原因となります。

パソコンやスマートフォンを長時間使うことで目が使うこともあります。

ほかにも、運動不足や手先の細かい作業、冷え、歯ぎしりなども原因として考えられます。

このようなことが原因で首や肩の筋肉が緊張して血流が悪くなってしまい、疲れの原因となる乳酸など疲労物質がたまります。

疲労物質が周辺の神経を刺激することでこめかみの圧迫感やめまいといった緊張型頭痛を起こしてしまうのです。

なかでも、肩こりや運動不足には十分注意しなくてはいけません。

普段あまり肩の関節を動かさない、無理な姿勢で普段使わない筋肉を使ってしまったという場合にも緊張型頭痛が起こることがあります。

さらにストレスも緊張型頭痛の原因となります。

こめかみの圧迫感がある頭痛で病気の可能性は?

ここまでは、こめかみの圧迫感がある頭痛は緊張型頭痛という可能性をもとにお話してきました。

けれども、もしかしたらこめかみの圧迫感がある頭痛で大きな病気の可能性もあります。

その一つが脳出血です。

高血圧などが原因で脳の中で軽い出血が起こると頭痛などの症状が起こります。

出血の量などによって症状が違いますが、大きな出血の場合には言語障害がでたり、手足のしびれが出たりします。

ひどい時には意識障害も起こります。

とくに血圧の?い人や血糖値が高いと言われている人は気をつけなくてはいけません。

もうひとつは、くも膜下出血です。

脳の血管に瘤ができて突然破れることで起こるのがくも膜下出血があります。

ほとんどの人が意識がなくなって救急車で病院に運ばれることもあります。

頭が重かったり、吐き気がしたり、めまいがする場合にはくも膜下出血の可能性もあります。

くも膜下出血の特徴としては突然の頭痛があります。

さらに、脳腫瘍の可能性もあります。

脳腫瘍の症状としては、頭がいたくて圧迫感を感じたり、吐き気やめまいを感じることがあります。

良性の物も悪性の物もありますが、脳腫瘍の頭痛の特徴としては朝起きた時に頭が重いとかふらふらするといった症状が出ます。

このようないつもとは違う頭痛の症状を感じた場合にはすぐに病院を受診しましょう。

こめかみに圧迫感を感じる頭痛の原因と対処法についてのまとめ

いかがでしたか?

今回は、こめかみに圧迫感を感じる頭痛の原因と対処法についてお話してきました。

こめかみに圧迫感がある頭痛は、一般的には緊張型頭痛であると考えられています。

緊張型頭痛は、肩や首の筋肉が緊張した硬くなっている状態が引き起こします。

そのような状態は、ストレスや長時間同じ姿勢でいることなどが原因となっています。

ですから、緊張型頭痛を予防する為に、できるだけ普段から上手にストレスを解消するようにしたり、定期的にストレッチをするなど心がけましょう。

お話したように大きな病気が隠れている可能性もあるので気になることがある場合にはできるだけ早く病院を受診しましょう。