寒さからくる頭痛を治す方法が知りたい!
冬の寒い日に頭痛がした経験がある方は少なくないでしょう。
冬という事もあって風邪を引いたのかなと思うこともあるでしょう。
でも、実は寒さが原因で頭痛が起こることもあるんです。
とくに耳の奥の方や後頭部、こめかみなどがキューっと締め付けられるように痛みます。
そんな痛みがあったら気をつけなくてはいけません。
今回は、そんな気になる寒さからくる頭痛を治す方法を中心にご紹介しようと思います。
目次
寒さが原因で頭痛が起こるのはどうして?
寒さが原因の頭痛というものがあるのには驚くかもしれません。
でも、寒い冬に外を歩いていて確かに頭が痛いと感じたことがあるかもしれません。
寒さで頭痛が起こる理由は2つ考えられます。
寒さで頭痛が起こる原因1
ひとつは、血管の収縮と拡張が考えられます。
たとえば、寒い外から温かい室内に入ってくると血管は拡張します。
反対に、暖かい室内から寒い外にでることで血管が急速に収縮してしまいます。
この血管の収縮や拡張によって血管の周りの神経が刺激されるのです。
それが原因で頭痛をなって現れてしまいます。
寒さで頭痛が起こる原因2
ふたつめは、全身の冷えが考えられます。
寒い冬は身体が冷えてしまっています。
とくに長い時間屋外にいることで全身が冷えて血行が悪くなってしまいます。
血行が悪くなると頭への血流も悪くなるので頭痛を起こしてしまうのです。
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寒さが原因の頭痛の治し方は?
では、寒さが原因の頭痛はどのように治すことができるのでしょうか?
頭痛の種類はいろいろありますが、暖かいところから寒いとこりに行った時に血管が収縮して起こる頭痛は血管をひろげることで改善されます。
反対に寒いところから温かいところに入ったときには血管が拡張して起こった頭痛の場合には温めずに冷す方が良いのです。
そのときの状況にあった対処法を取りいれることが大切です。
それでは、基本的な頭痛の改善方法をいくつかご紹介しましょう。
冷えている所を温める方法はいくつかあります。
ひとつめは、首元や肩を温めることです。
全身が冷えている場合には、体を冷さないように首元や肩を温めるようにしましょう。
とくに寝るときには首や肩は布団から出てしまいがちですから、そこだけの毛布などを活用してもよいでしょう。
ふたつめは、お風呂に入ることです。
お風呂にゆっくりと浸かることはとても大切です。
また、寒い地方に住んでいる場合にはお風呂に入る前にお風呂場や脱衣所を温めておきましょう。
みっつめは、耳を温めることです。
耳が冷たくなると寒冷刺激によって頭痛が起きることがあります。
ですから、髪の毛が短い方や耳を出したヘアスタイルにしている場合にはイヤーマフなどで耳を温めるようにしましょう。
よっつめは、マッサージをすることです。
とくに耳の血行促進を促すためにマッサージをすることをオススメします。
マッサージは簡単で耳の周辺を指で揉むマッサージを5分程度行いましょう。
このように幾つかの方法で冷えた身体を温めることで寒さが原因の頭痛を改善することができるでしょう。
季節の変わり目の頭痛にも注意
寒さだけでなく、春から夏、夏から秋、秋から冬と言った季節の変わり目も頭痛を感じることがあるでしょう。
これは、暖かい状態から寒い状態へ、反対に寒い状態から温かい状態になることで体が合わせようとしているからです。
それに対応するために血管は収縮したら拡張したりします。
そのため、神経が刺激されて頭痛として現れてしまうのです。
また、気圧の変化も原因として考えられます。
気温だけでなく気圧の変化によって頭痛が起こることもあります。
とくに春や秋は天気の変化もおおきく、低気圧と高気圧が頻繁に繰り返されます。
これによって数時間から数日で大きく気圧が変わります。
その変化に身体が対応できずに頭痛となって表れてしまう人がいるのです。
ですから、気圧に敏感な方は気温だけでなく、気圧計を自宅においている方もいます。
自分の身体の変化を感じながら、どのような状態だと頭痛になりやすいのか理解しておくと対処方法も見つけやすいでしょう。
このような季節の変わり目に起こる頭痛も基本的には温めることやストレッチで血行を改善することが解消につながります。
普段からゆっくりとお風呂に入って全身を温めることや軽い運動を心がけておくと良いでしょう。
また、適度なカフェインは血管を収縮させることができますので、血管拡張が原因の頭痛には効果的です。
寒さが原因の頭痛を改善する方法についてのまとめ
いかがでしたか?
今回は、寒さが原因で起こる頭痛を治す方法についてご紹介しました。
寒いとどうしても筋肉が凝り固まってしまって頭痛が起こりやすくなってしまいますね。
血管の収縮や拡張などによる頭痛は温めたり、冷したり、その時に合わせた対処法が大切になります。
そのため、自分の体調の変化をしっかりと感じて対処方法を知っておくとよいでしょう。